祇園祭の準備が進む!長刀鉾の組み立てスタート

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京都の夏に欠かせない大イベント、祇園祭の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)が近づいてきました

その準備として、鉾の組み立て作業がついに始まりました

今回は、7月17日に行われる前祭(さきまつり)のために、23の山と鉾の中でも特に重要な「長刀鉾(なぎなたほこ)」の組み立てが行われています

9日の朝、京都市下京区の四条通に集まった職人はおよそ20人

彼らは、くぎを使わずに木材を縄で縛って固定する「縄がらみ」という伝統的な方法で、土台の部分を組み立て始めました

この方法は、鉾をしっかりと支えるために使われるもので、伝統が込められています

この日の京都市は、午前8時の時点で気温が30度を超え、非常に暑くなっていました

職人たちは、自分の体を気遣いながら、こまめに休憩をとりつつ作業を進めていました

「長刀鉾」の組み立ては、今月12日まで続けられる予定で、高さはおよそ25メートルにもなる大きさです

この存在感は、まさに祇園祭のシンボルとも言えます

その他の22の山や鉾については、10日以降から組み立てが始まります

長刀鉾保存会の岡本幸三さんは、作品が仕上がっていく様子を楽しみにしているようで、「暑い中ですが、一生懸命に組み立ててもらい、完成を待っています」と語ってくれました

京都の伝統が息づくこの祭りを、皆さんもぜひ見に来てくださいね

ピックアップ解説

「長刀鉾」とは、祇園祭の中でも最も有名で、高さ25メートルにも及ぶ大きな鉾です。この鉾は、鉾の先端にある長い刀が特徴で、神様に対しての感謝の気持ちを表すために飾られます。また、長刀鉾は日本の伝統工芸の象徴でもあり、職人たちの手作りによって作られます。そのため、毎年一つ一つが個性的で、見どころ満載です。最近では、長刀鉾を見ながらの写真撮影も人気で、観光客たちも多く訪れます。

キーワード解説

  • 祇園祭とは、京都の伝統的な祭りで、毎年7月に行われます。街中を山鉾が巡行し、華やかな雰囲気を楽しむことができるイベントです。
  • 山鉾巡行とは、祇園祭における主要なイベントの一つで、飾り付けられた山と鉾が町を練り歩くことを指します。 京都の街の中を彩るこの光景は、多くの観客を魅了します。
  • 長刀とは、長い刃を持つ刀のことを指します。祇園祭では、長刀鉾に装飾として取り付けられ、祭りの華やかさをより引き立てています。

7月12日(土)

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7月13日(日)

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