
今年も京都の北野天満宮で、梅の名所として知られるこの場所で、正月の縁起物「大福梅(おおふくうめ)」のための梅干し作りが始まりました!例年に比べて早く、6月30日からスタートした「土用干し」を紹介します
「大福梅」は、北野天満宮の境内にあるおよそ1500本の梅の木から収穫した梅を使って作ります
この梅を元旦にさ湯やお茶に入れて飲むと、健康な1年を送れると言われている「縁起物」です
通常、7月中旬に梅雨が明けた後に行われる「土用干し」ですが、今年は7月27日に史上最も早く梅雨が明けたため、早めの開始となりました
晴れた午前中、神職やみこたちは額に汗を浮かべながら、一つ一つの梅をむしろの上に丁寧に並べていました
みこである堀田優花さんは、「北野天満宮では梅の香りに包まれることが夏の始まりとされています
暑さの中、皆様の健康を祈るための作業を行いました」と笑顔で話していました
「土用干し」は約1ヶ月間行われ、最終的にはおよそ2.5トンの梅が12月から「大福梅」として授与されるそうです
京都の伝統を感じるこの特別な行事、ぜひ訪れてみてください!
ピックアップ解説
「大福梅」とは、京都の北野天満宮で作られる特別な梅干しのことです。たくさんの梅の木から収穫された梅を干して作りますが、これを元旦に飲むことで、健康な1年を迎えられると言われています。梅は日本の伝統文化と深く結びついていて、特に京都では、春の訪れを知らせる重要な存在です。毎年多くの人がこの時期に訪れ、梅の香りや素晴らしい景色を楽しんでいます。
キーワード解説
- 梅干しは、梅を塩漬けし、乾燥させた発酵食品です。健康に良い効果があり、特に夏バテ防止に効果的です。
- 縁起物とは、幸運や健康をもたらすとされるもののことです。日本の伝統行事で多く見られます。
- みこは、神社や寺院で神道の祭りに関わる女性のことを指します。神社での儀式などで重要な役割を担っています。
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