祇園祭前の伝統体験!小学生たちがちまき作りに挑戦

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来月に迫る祇園祭を前に、京都市で地元の小学生たちが厄よけの「ちまき」づくりを体験する楽しい催しが行われました



この祇園祭は、平安時代に疫病退散を願って始まったとされる歴史あるお祭りです

中でも、山鉾巡行では豪華な山や鉾と呼ばれる特大の山車が街をゆったりと進みます



イベントは、京都市中京区にある「役行者山」の保存会の会所で、地元の小学生たちが祇園祭の歴史や文化について学ぶ貴重な機会でした



子どもたちは、蔵に保管されている「ご神体」の人形や、色とりどりの織物など貴重な装飾品を見学しました

保存会のスタッフからは、祭りの時に山が組み立てられる様子が説明され、子どもたちの目はキラキラしていました!

その後、参加者は祇園祭の期間中に訪れる人々に配られ、厄を避けるために玄関に飾られる「ちまき」づくりを体験しました

子どもたちは、お守りやお花をちまきに取り付けて、透明の袋に丁寧に入れていました



参加した5年生の女子児童は、「装飾品を目の前で見ることができて、とても楽しかったです

作ったちまきは、家の玄関に飾ります!」と嬉しそうに話していました



役行者山保存会の林壽一代表理事は、「自分の住む地域にこのような伝統的なお祭りがあることを知り、誇りに思ってもらえたら嬉しい」と感想を述べていました



こうした経験が、子どもたちにとって地域の文化や伝統を大切にするきっかけになればいいですね

ピックアップ解説

「ちまき」とは、祇園祭の際に厄よけとして玄関に飾るお餅のようなもので、昔からの伝統行事に欠かせないものです。ちまきは、もともとは稲を巻き付けた葉で作られ、祈願の意味を持っています。実際には、竹の葉や和紙を使うこともあって、地域ごとに形や材料が少しずつ違います。このちまきを組み立てる過程には、人々の願いや思いが込められていて、ただの飾り物以上の役割があります。地域の祭りを通じて、祖父母からの知恵や家族の絆を感じることができる素敵なものですね。

キーワード解説

  • ちまきとは、厄よけのために作られるお餅のようなもので、特に祇園祭で重要な役割を果たします。
  • 役行者山とは、祇園祭の中で特に重要な山のひとつで、祭りのシンボルとして知られています。
  • 祇園祭とは、京都で毎年行われる伝統的なお祭りで、疫病退散を願って始まったとされています。

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