
皆さん、京都の自然の中で行われる伝統行事に興味はありませんか?最近、京都市の鞍馬寺で、魅力的な行事が行われました
京都に伝わる「鞍馬山竹伐り会式(くらまやまたけきりえしき)」です
このイベントは、なんと平安時代の伝説に基づいていて、悪いものを追い払うための特別な儀式なんです
毎年6月20日に行われるこの伝統行事は、京都市左京区の美しい山々に囲まれた鞍馬寺で開催されます
この地では、修行中の僧が悪い大蛇を退治したという物語が根付いています
そのため、参加者たちは大蛇に見立てた青竹を切ることで、悪運を取り除くのです
今年も例年通り、8人の僧兵にふんした男性たちが集まりました
彼らは竹を刀で切りそろえ、2つのグループに分かれて競い合いました
合図とともに、各グループは竹を細かく断ち切り、邪気を払っていきます
最初に6つの竹を断ち切った男性が切れ端を掲げて境内を走り回ると、観衆からは大きな歓声が上がります
神奈川県から親子で訪れた60代の女性も、「30年前に見た時に感動した
そして、子どもと一緒に来ることができてよかったです」と喜びの声を寄せました
鞍馬山竹伐り会式は、京都の伝統を感じながら、みんなが集まる素晴らしいイベントです
ここに来ることで、京都の文化や魅力を再確認できるでしょう
「竹伐り」は京都の文化に深く根付いた行為で、厄除けやお祈りの意味を持っています。竹はその成長が早く、強靭であり、古くから「生命力の象徴」とされています。特に鞍馬寺の竹は、昔から神聖視されてきた場所に生えるため、特別な意味を持つと考えられています。このような竹の文化は、地域社会を支える重要な役割を果たしています。竹伐りの行事は、単なる競技だけでなく、地域の結束や伝統を再確認する大切な時間です。
- 厄除けとは、人や家に不幸が訪れないように祈ることを指します。特に京都では、伝統行事で行われることが多いです。
- 刀とは、日本の伝統的な武器で、主に侍が使用していました。刀の技術は武道としても受け継がれています。
- 神社とは、日本の宗教である神道の祭祀が行われる場所です。多くの人が訪れ、願い事をするために参拝します。
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