
熱中症対策が義務化されて、京都でもさまざまな取り組みが進められています
これから暑くなる季節に向けて、特に建設現場などでの対策が重要です
京都で熱中症対策を視察
今年の6月から、職場での熱中症対策が義務化され、京都労働局は12日に建設現場を訪問しました
熱中症は毎年多くの人に影響を及ぼす問題で、国は事業者に対して適切な対策を求めており、罰則も付いています
現場の取り組み
取り組み内容 | 説明 |
---|---|
クーラー付きテント | 作業員が休憩できる場所を確保 |
多言語ボード | 外国人労働者向けに熱中症対策情報が5カ国語で掲示 |
これらの取り組みは、働く人たちの健康を守るために非常に重要です
前年の状況
京都労働局の調べによれば、昨年の府内では熱中症による死傷者が26人発生しましたが、その中で死亡者はいませんでした
とはいえ、過去10年間で最も多い数字です
職場での安全対策の必要性
角南巌局長は「これからの暑い季節に向けて、すべての職場でしっかりと安全対策をとってもらえるよう、今後も呼びかけていきたい」と語りました
健康維持のためには、しっかりした対策が不可欠です
ピックアップ解説
「熱中症」とは、体温を調整する機能が働かなくなり、体温が異常に上昇する病気です。暑い日に屋外で作業をしたり、過剰な運動をしたりすると、誰でもかかる危険があります。特に、湿度が高い時や、風が無い日は特に注意が必要です。熱中症には軽度のものから重度なものまであり、最悪の場合、命に関わることもあるため、職場での対策が求められています。
キーワード解説
- 熱中症とは、高温と湿度によって体温調整がうまくいかず、体が危険な状態になる症状を指します。特に暑い夏に気を付ける必要があります。
- クーラーとは、空気を冷却して室内を涼しくする機械のことです。特に夏には欠かせないアイテムで、快適な環境を作るために使います。
- 労働者とは、会社や組織に雇用されて働いている人のことを指します。産業において重要な役割を果たしています。
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