京都駅ビルで開催 中学でもわかる鴨居玲展

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京都駅ビルで開催 中学でもわかる鴨居玲展

京都は、歴史的な街であり、数多くの文化やアートが息づいています

そんな京都で、戦後の奇才と称された洋画家・鴨居玲の特別展が開催されています

この展覧会は「没後40年 鴨居玲展 見えないものを描く」と題され、京都駅ビル内にある美術館「えき」KYOTOで始まりました

鴨居玲は、「人間とは何か?」を常に問い続け、自らの感情や葛藤を作品に注ぎ込みました

会場には、彼が残した約90点の傑作が並び、その多くは人間の内面を鋭く描き出しています

特に、彼はフランスやスペインなど様々な国を旅して、その土地の人々の温かさや苦悩を知ることで、自らの画風を確立しました

彼の作品には、「人間の心における暗い面、弱い面」がテーマとして繰り返し現れます

そのため、緊迫した瞬間を捉えたり、人間の内面を深く探求するものが多くあります

特に、スペインのバルデペーニャスでの経験から生まれた「私の村の酔っぱらい」シリーズは、彼のユニークさを際立たせています

また、鴨居は「自画像の画家」とも称され、多くの自画像を残しました

会場には彼の初期の作品から絶筆まで、さまざまな自画像が展示されています

実は、彼は1985年に57歳で命を絶った際、アトリエの画架に作品を残していたと言われています

この特別展は、同館と京都新聞の主催で開催されており、7月6日まで続きます

入場は有料ですが、都会の喧騒を忘れて、彼の深い思索に触れてみるのはいかがでしょうか?

ピックアップ解説

「自画像の画家」として知られる鴨居玲は、数多くの自画像を描きました。特に彼の自画像には、自分の感情や内面を表現したものが多く、見る人に強い印象を与えます。鴨居は、自らの心の中を探求することで、作品を通じて観る人に問いかけをしています。この展覧会で展示される自画像も、彼の深い思索を感じられる貴重なものです。

キーワード解説

  • 鴨居玲とは、戦後に活躍した日本の洋画家で、特に人間の内面や葛藤に焦点を当てた作品で知られています。
  • フランスとは、ヨーロッパに位置する国で、美術や文化が非常に発展した場所です。多くのアーティストが影響を受けています。
  • 自画像とは、自分自身を描いた絵のことです。画家が自分の感情や思考を表現するのに用いる作品です。

7月26日(土)

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