
京都の美しい自然や歴史ある街並み、そして住民の暮らしは、いつも新しい発見でいっぱいです
特に、地域の子どもたちが学ぶ機会を得ることは、未来を担う大切なキーポイントです
そんな中、宮津市では「測量の日」を前に、地元の小学生たちが測量の体験授業を受けることができました
測量とは?
6月3日の「測量の日」は、測量法が公布されたことにちなんで国が定めた日です
測量は、地図を作るための大切な技術であり、建物の設計や道路の整備にも欠かせません
子どもたちがこの日をきっかけに測量に興味を持つことができるよう、京都府測量設計業協会や国土地理院が協力して開催しました
体験授業の内容
宮津小学校では、6年生の約60人が参加し、国土地理院の担当者から測量について学びました
その後、校庭で実際に測量を体験しました
歩測(ほそく)の体験
歩測は、自分の歩幅を基にして距離を測る方法です
子どもたちは投げたボールの飛距離を歩測で測定しました
この方法はシンプルで、でも実際には難しさもあるので、子どもたちは真剣に取り組んでいました
測量機器の使用
さらに、測量機器を使うコーナーでは、校庭のフェンスの高さを目測で予想し、その後に実際に機器を使って測り、その結果に驚いていました
未来への一歩
体験を終えた参加した女子児童は、「測量にたくさんの機械が使われることに驚きました
正確な数値が出てすごいと思いました」と感想を述べていました
株式会社の菊地博之会長も、「子どもたちは初めて測量に触れたことが、これからの興味につながればいい」と話しています
このような体験を通じて、未来を担う子どもたちが京都の魅力を感じ取り、やがて地域に貢献する人たちになってほしいと思います
「測量」は、土地の形状や距離を正確に測る技術です。測量には、地図を作るためや建物を建てるための基礎となる大切な役割があります。昔から続く伝統的な技術のひとつで、最新の技術や機器と組み合わせることで、より精度の高い測量が可能になっています。これは、受験や職業選択に役立つ知識でもあります。
- 測量とは、土地や地形の距離や面積を正確に測る技術のことです。地図作成や建物の設計に欠かせない重要な作業です。
- 歩測とは、自分の歩幅を基に数歩進んで距離を測る方法です。身近で実践的な測定方法として、学校教育でも用いられることがあります。
- 地図とは、特定の区域の地形や道路、建物を示した図表です。位置情報を視覚的に理解するために使われ、多くの種類があります。
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