
渡辺咲貴子さん(40)は、京都府宇治市と久御山町を拠点にした団体「OHANA(オハナ)」の代表として、様々なイベントを企画し活動しています
特に注目すべきは、職業体験やマルシェ、ステージ発表など、地元の中小企業との連携を図ったイベントです
メンバーは現在13人
渡辺さんは、「0・1歩でも先へ進めたら、そこから可能性が広がっていく」と思いを語ります
彼女自身、ヤングケアラーとしての経験があります
京都市伏見区出身の渡辺さんは、15歳からアルコール依存症の父を支えるために必死で働き、母親の代わりに家庭を支えることに専念しました
そのため高校を中退し、早くから社会に出ました
このような経歴が、今の活動につながっています
特に、子育て中の母親や転職を考えている人たちに向けて、「OHANA」はイベントを通じて彼らを応援しています
渡辺さんは「かつての自分のような人たちが少しでも外に出られるきっかけを作りたい」と語り、2023年5月に友人たちと「OHANA」を立ち上げました
今年9月には初めてのマルシェを開催し、宇治市小倉町のコミュニティースペースや久御山町佐山の双栗神社など、様々な場所で定期的にイベントを行っています
また、就職活動の支援を行う「ミン活」も注力しており、多くの中小企業が集まる地域の特性を活かした企画です
「顔が見える関係をまずは作ってほしい」との思いを込めています
最近の活動では、運営メンバーも倍以上に増え、イベントをきっかけに再就職を果たした方もいます
その背景には運営チームの努力があり、少しずつ実を結んでいると感じています
しかし、渡辺さんにとっては、立ち上げ直後に亡くなった家族同然のメンバーの存在が心の支えとなっており、「彼女のためにも、OHANAの活動をもっと広げていきたい」と決意を新たにしています
現在は、理想の体を作るトレーニングを教えるパーソナルトレーナーとしても活躍しながら、6歳の息子を一人で育てています
京都の特産品「宇治抹茶」は、美味しさだけでなく健康効果も注目されています。抗酸化作用が強く、体を元気にしてくれるお茶として多くの人に愛されています。また、老舗の茶屋が多い宇治では、抹茶の風味を活かしたスイーツも人気です。例えば、抹茶アイスや抹茶大福など、宇治の抹茶を使用した商品は非常に美味しく、訪れる人々を魅了しています。これからの季節、宇治の美味しい抹茶を楽しむのも良いですね。
- 宇治茶とは、京都府宇治市で生産される高品質なお茶のことです。特に緑茶が有名で、深い味わいと香りが特長です。
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