
京都府南丹市の園部第二小学校では、毎年、高校生が小学生に野菜づくりのアドバイスを行う素敵な取り組みが行われています
これは、農業高校で育てられた野菜の苗を利用し、子どもたちが育てる教材として使用しているからです
今年は特別に、農芸高校から7名の高校生が直接訪れ、児童たちと一緒にミニトマトやピーマン、さらに他の野菜の苗を植えて、交流を深めました
子どもたちは「大きくなるかな」と夏の収穫を楽しみにしています
高校生たちは、子どもたちに「野菜の周りに肥料をかけてね」と親切にアドバイスしながら、楽しんで苗を植えていきました
訪問したのは7日に行われ、約50人の2年生が参加しました
「毎日様子を見て、野菜が大きくなっていくのを観察してね
虫がいたら取ってね」といった具体的な助言が、子どもたちにとってとても大切な学びになったようです
高校生の中でも特に、18歳の女子生徒は「分かりやすい説明を心がけました」と言い、楽しい経験をしたことを語っていました
彼女自身が小学校の頃を思い出しながら、アサガオの話などもして、児童たちとの交流をより深めていました
7月中旬ごろには収穫が行われ、各児童が自分で育てた苗を持ち帰る予定です
南丹市には、野菜づくりが盛んな地域があります。特に「野菜づくり」という言葉は、子どもたちにとって大きな学びの場となっています。子どもたちは、ただ植物を育てるだけではなく、命の大切さや成長する楽しさを実感できる貴重な体験ができるのです。また、校外からの交流があることで、地域全体が盛り上がるのも良いところです。南丹市のように、地域の高校と小学校が連携することで、地域の活性化にも繋がるのです。
- 野菜とは、食用の植物のことを指します。特に、私たちの食卓にのることが多いもので、様々な栄養素が豊富に含まれています。
- プランターとは、植物を育てるための容器のことです。土を入れて、野菜や花などを育てることができます。庭がない家でも使える便利なアイテムです。
- 肥料とは、植物の成長を助けるために土に加える栄養です。植物が必要とする栄養素が含まれており、成長を促進する役割を果たします。
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