
今年の手続きも無事に行われ、京都御所での素敵な伝統行事が行われました
この行事は、私たちが普段の生活で絶えず変化する季節を感じることができるすばらしい機会です
「更衣(ころもがえ)」は平安時代から続く宮中の伝統で、季節に応じて衣服や調度品を入れ替える大切な行事です
たとえば、私たちの今の衣がえとは、家族が服を新しくしたり履き替えたりすることですが、これは古くから続いている文化に基づいています
このたび京都御所で行われた更衣の行事は、旧暦の4月1日と10月1日から、現在の5月と11月に変更されて行われています
特に13日には、上京区にある京都御所の清涼殿で、実際に衣がえの作業が目の前で行われました
その中でも、天皇の休息所である「御帳台」では、宮内庁の職員たちが入念に夏の装束に衣がえを行いました
羽を広げた美しい白鶴があしらわれた布が取り替えられた様子は、実際に見るととても感動的です
宮内庁京都事務所の福徳大亮首席主殿長は、「御所の夏のしつらえを見ていただき、このような文化が今も残っていることを知ってほしい」と話していました
暖かくなるにつれて、こういった文化を身近に感じられるのは嬉しいことです
なお、夏の装束に衣がえされた清涼殿は、今月(5月)18日から一般公開されますので、ぜひ訪れてその美しさを実感してください!
「更衣」とは、季節に合わせて衣服を入れ替える日本の伝統行事です。平安時代から続くこの文化は、今の私たちの生活にも影響を与えています。例えば、春に冬服を片付けて夏服を出すのは、まさにこの「更衣」に通じる行動です。この行事はただの衣替えではなく、歴史や文化を感じる貴重な瞬間です。特に、儀式を通して私たちは伝統を受け継いでいることを実感でき、さらに文化への理解が深まります。
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