幻想的な京都の五山送り火で先祖を偲ぶ

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幻想的な京都の五山送り火で先祖を偲ぶ

京都のお盆の風物詩である「五山送り火」が、今年も美しい夕空の下で行われました

この行事は、先祖の霊を送るために毎年欠かせないもので、地域の皆さんにとっても特別な意味を持っています



五山送り火は、京都盆地を囲む五つの山に火を灯して文字や形を描く伝統行事です

特に有名なのは、午後8時に点火される「大」の字

今年も、その瞬間には多くの人々が歓声を上げ、夜空に浮かぶ炎を楽しみました



点火が始まると、まずは「大」の文字が見事に山の斜面に浮かび上がり、その後「妙法」、「船形」、「左大文字」、「鳥居形」と続きます

それぞれが炎の中で揺らぎ、幻想的な光景を作り出します



この日は、京都市内も多くの人で賑わいを見せました

特に、上京区の西陣織会館の屋上で開催された鑑賞会には約330人が集まり、みんなで送り火を楽しみました

その中には、特に感動している家族の姿もありました



7歳の女の子は、「大の字が明るくてきれいだった!」と目を輝かせて言っていました

また、50代の男性は「いつもお墓参りに行けないが、この日には娘と一緒に来られて良かった」と語っていました



いうまでもなく、今年の五山送り火には、約2万2000人が訪れ、古都の魅力を再確認したことでしょう

ピックアップ解説

五山送り火は、毎年8月16日に行われる京都の伝統行事です。炎で描かれる文字や形は、地域の人々に愛され続けています。特に「大」の字の点火瞬間は、多くの人々が感動し、家族で訪れる姿も見られます。送り火は、先祖への感謝の気持ちを込めた大切なイベントです。

キーワード解説

  • 五山とは、京都市内を囲む5つの山のことを指します。これらの山は、五山送り火の際に火が灯され、霊を送るための重要な役割を果たしています。
  • 盆地とは、周囲が山または高地に囲まれた平坦な土地のことです。京都は盆地に位置しており、この地形が独特の気候や文化を育んでいます。
  • 先祖とは、私たちの祖先のことを指します。日本では先祖を大切にする文化が根付いており、お盆の行事や祭りにはその感謝の気持ちが表れています。

8月23日(土)

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