京都市では、市内の中小企業の経営状況や動向を把握するために、四半期ごとにアンケート調査を行っています
このたび実施された第154回調査(令和7年1月期から3月期)では、併せて「令和7年度の設備投資計画」についても調査を行った結果を公開しました
調査概要
市内中小企業の景況について
この調査では、京都市内の中小企業の経営実態を把握し、経済行政に反映させることを目的としています
調査項目 | 内容 |
---|---|
調査時点 | 令和7年3月 |
調査対象期間 | 令和7年1~3月期(実績)と令和7年4~6月期(見通し) |
調査方法 | 郵送アンケート |
回収状況 | 製造業373社、非製造業427社、計800社に対し483社が回答(回収率60.4%) |
結果概要
1. 今期(令和7年1~3月期)の実績
今期の企業景気DI(ディフュージョン・インデックス)は、全産業で▲5.0ポイント(45.9→40.9)
5期連続で50ポイントを下回り、原材料価格の上昇や担い手不足が影響して厳しい状況が続いています
一方で、価格転嫁や設備投資の進展がみられる意見もあります
2. 来期(令和7年4~6月期)の見通し
全産業の企業景気DIは、先期比較で+3.1ポイント増加(40.9→44.0)する見通しですが、物価高騰に対する懸念も多いです
3. 当面の経営戦略
企業の経営戦略として、55.0%が「営業力の強化」を選び、次いで「人材確保・育成」58.0%が続いています
4. 経営上の不安要素
経営上の不安として「人材育成」が最も多い結果となり、その後に「原材料価格上昇」「売上不振」が続いています
付帯調査概要
令和7年度の設備投資計画についての詳細は、報道発表資料で確認できます
報道発表資料
発表日
令和7年4月24日
担当課
産業観光局産業企画室(電話:075-222-3325)
参考資料:(報道発表資料)第154回中小企業経営動向実態調査結果(PDF形式, 612.65KB)
参考資料:(別紙1)市内中小企業の景況について(PDF形式, 7.52MB)
参考資料:(別紙2)令和7年度の設備投資計画について(PDF形式, 1.08MB)
参考資料:(参考)第154回調査票(PDF形式, 296.81KB)
掲載確認日:2025年04月24日
次の記事: 桃陵市営住宅団地の再生事業について新たな方針を京都市が発表 »
新着記事