
春の訪れを告げる梅の花が咲く頃、京都市山科区の隨心院で子どもたちが特別なイベントを開催しました
平安時代の歌人である小野小町に思いを寄せた「はねず踊り」です
この踊りは、小町が愛した薄紅色の梅の色を象徴するもので、平安貴族深草少将との恋物語をもとにしています
この日は、地元の小学生8人が、梅の花が咲き誇る境内で、梅の枝をつけたすげがさや薄紅色の小袖を身につけ、わらべうたに合わせて踊りました
パフォーマンスを楽しむ訪問者たちは、子どもたちの愛らしい踊りに拍手を送り、写真を撮る姿も見られました
特に、昨年に続き踊りを披露した小学6年生の女子児童は、「今年も多くの人が来ていたので緊張しましたが、無事にうまく踊れました」と笑顔で語っていました
このような演出は、やっぱり京都ならでは!地域の伝統や文化を大切にしながら、子どもたちが活き活きとした表現をする姿がとても素敵でした
これからも、このようなイベントが続いていけばいいですね
ピックアップ解説
小野小町とは、平安時代に活躍した歌人で、非常に美しい女性として有名です。彼女の歌は、その美しさにふさわしく、恋愛をテーマにしたものが多く、今日でも多くの人に親しまれています。小町に関連する場所を訪れることは、彼女の魅力に触れる機会となります。京都にいるなら、隨心院を訪れて、彼女の存在を感じてみるのもおすすめです。
キーワード解説
- 小野小町とは、平安時代の有名な女流歌人で、多くの和歌を残しています。
- 隨心院とは、京都市山科区にある寺院で、小野小町に縁のある場所として知られています。
- はねず色とは、小野小町が愛した薄紅色の梅の花の色を指します。
前の記事: « 下京区の梅小路公園で環境活動が進展する音博の堆肥引き渡し会
次の記事: 京都からマレーシアに視察団派遣|死刑制度の見直しの現状 »
新着記事