
2日、京都府福知山市駅前町の市民交流プラザふくちやまでは、ひな祭りをテーマにした多文化交流会が開催されました
このイベントでは、市内に住む外国人や地元の人々が集まり、互いの国の文化を学び合いました
こうした取り組みは、今の時代に必要な多文化共生の一環として注目されています
この交流会は、NPO法人「京都丹波・丹後ネットワーク」が行ったもので、季節ごとに催しを企画しています
ひな祭りをテーマにしたイベントは、一昨年に続いて2回目となります
参加者は、市民を中心に26人でした
カナダやミャンマー出身の留学生も参加し、5カ国からの文化が集まりました
会場では、和室に7段のひな壇を作り、留学生を含む参加者たちが協力して人形の飾りつけを行いました
赤い毛せんを敷き、各段に人形を並べる作業をしながら、完成後は笑顔で記念撮影を楽しみました
また、キッチンでは、参加者たちが料理を作り合い、楽しい交流が行われました
日本の典型的な料理であるちらしずしや、フィリピンの家庭料理「アドボ」、ボリビアのパーティー料理「チャンカ」などがメニューに並びました
これを通して、参加者はそれぞれの母国の味を味わいながら、友好の輪を広げました
ちらしずしとは、酢飯の上にさまざまな具材をのせた日本の伝統的な料理です。通常は、魚や野菜、卵などを彩り豊かに盛りつけます。この料理は、日本の特別な日や行事でよく食べられ、見た目の美しさも楽しめる料理です。ひな祭りでは、ちらしずしを食べることが多く、子どもたちにも人気があります。美味しいだけでなく、食べることで家族の絆を感じられる料理なのです。
- 多文化共生とは、異なる文化や国籍を持つ人々が共に生き、お互いの文化を尊重し合うことを指します。特に、地域社会での交流を通して実現されます。
- ひな祭りとは、日本の伝統的な行事で、特に女の子の成長を祝うお祭りです。毎年3月3日に行われ、ひな人形を飾ってお祝いします。
- 留学生とは、外国から日本に来て勉強している学生のことを指します。さまざまな国から来た留学生たちは、日本の文化を学び、交流の場を広げることが期待されています。
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