
春の訪れとともに、京都で毎年楽しみなのが舞踊公演「都をどり」です
今年も4月に開催されるこの公演に向けて、芸舞妓たちが華やかに衣装を整えて準備を進めています
舞踊公演「都をどり」は、京都市東山区の花街「祇園甲部」で行われており、毎年多くの人々がその美しい舞を楽しみに集まります
19日には、プログラム用の写真撮影が「祇園甲部歌舞練場」で行われました
そこで、芸舞妓たちは本番で着る衣装に身を包み、カメラの前でポーズをとります
今年も新たに制作された衣装には、京友禅の着物に西陣織の帯が組み合わされています
特に目を引くのは、鮮やかな「あさぎ色」の着物に身を包んだ舞妓たち
小道具を持ち替えながら、様々なポーズを決める姿は、本番への期待感を大変盛り上げます
この「都をどり」は、明治5年から数えて151回目となり、今年の公演では京都の名所を巡りながら季節の移ろいを感じるストーリーで構成されるそうです
初めてこの舞台に立つ舞妓の佳つ若さんは、「お稽古から本番まで、全力を尽くしたいです」と語っています
「都をどり」は4月1日から30日まで、「祇園甲部歌舞練場」で開催されるので、皆さんもぜひこの美しい舞を見にいらしてください!
「都をどり」とは、京都の春を彩る伝統的な舞踊公演です。1872年に始まり、毎年多くの観客を魅了しています。公演では、舞妓たちが華やかな衣装を着て美しい舞を演じ、観客に京都の文化を楽しませています。このイベントは、舞妓たちが新しい舞を学び披露する大切な場でもあり、彼女たちの努力と情熱を感じることができます。ぜひ観覧して、京都の魅力を体感してみてください!
- 京友禅は、京都で生まれた絹の染色技法の一つで、美しい色彩と細かい模様が特徴です。独特な技術で、特に着物に施されます。
- 西陣織は、京都の西陣地区で作られる伝統的な織物です。高級感があり、重厚な絵柄が魅力的です。主に着物や帯に使われます。
- 舞妓は、主に京都で活動する若い女性の伝統芸能者で、華やかな着物を着て舞や歌を披露します。独特の白塗りメイクや髪型も特徴です。
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