
毎年この時期になると、確定申告の季節がやってきます
今回、京都市の税務署では、狂言師の協力を得て、オンラインでの申告ができる「e−Tax」の利用を一層促進しています
これにより、手軽に申告手続きを済ませることができます
2025年、すなわち令和6年の所得税に関する確定申告の受け付けが、京都府内の9つの会場で17日から始まりました
税務署では特に、スマートフォンなどを使って、24時間いつでも申告が可能な「e−Tax」を広めようとしています
初日には、狂言師の茂山千五郎さんが京都市上京区にある稽古場で、申告の体験を行いました
茂山さんは医療費控除申請を想定し、彼の2人の息子と一緒にスマートフォンでマイナンバーカードを読み取った後、給与や医療費の情報を入力していきました
彼はこの体験を通じて、確定申告の手順を分かりやすく確認していました
国税庁の情報によると、おととし、全国で確定申告を行った人の約7割が「e−Tax」を利用したとのことです
茂山さんは「スマートフォンでの確定申告は、時間もかからず、すぐにできるのが素晴らしいですね」と感想を述べていました
確定申告の受け付けについては、所得税や贈与税などは3月17日まで、また個人事業者の消費税申告は月末まで行われます
この機会に、ぜひ皆さんも手軽な「e−Tax」を利用してみてはいかがでしょうか?
「e−Tax」については、国税庁が提供するオンライン申告システムです。これを利用すると、スマートフォンを使っていつでもどこでも申告ができます。時間を節約できるだけでなく、忙しい人にとって非常に便利です。特に、京都のように観光名所が多く、仕事と遊びを両立する人々にはぴったりのサービスと言えるでしょう。
- 確定申告とは、1年間の所得や税金を自ら計算し、申告する手続きのことです。主に自営業の人や、一定額を超える医療費がある人などが行います。
- 医療費控除とは、年間の医療費が一定額を超えた場合に、所得税から控除してもらえる制度です。必要な医療費を申告することで、税金が戻ってくる可能性があります。
- マイナンバーカードとは、国民一人ひとりに発行されるICカードで、身分証明書や行政手続きに利用できます。最近では、確定申告でもその使用が進んでいます。
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