
春が近づくと、卒業式や入学式の準備が始まりますが、その中で欠かせないのがコサージュです
コサージュは、花の形をしたアクセサリーで、特に晴れの日を彩るアイテムとして重宝されています
福知山市にある「障害福祉サービス事業所ちくもう」では、卒業式や入学式に向けてコサージュ作りが盛んに行われています
この施設では、実に45年もの間、地域の学校からの依頼を受けて、心を込めてコサージュを作ってきました
施設の利用者たちは、赤、ピンク、黄色の紙を使って花びらをカットし、竹ひごで形を整えています
これにより、本物の花のように美しいコサージュができ上がります
さらに、ワイヤーに花びらを一枚ずつ丁寧に貼り付けることで、見事なバラの形が完成するというわけです
心を込めて作られたコサージュは、すでに全国的に人気を博しており、今年度は5000個もの注文が入ることが見込まれています
作業を行う利用者たちは、一つ一つのコサージュに思いを込めており、その姿勢が多くの人々の心に届いているのです
竹毛希望の家の芦田ふゆ子理事長は、「卒業式や入学式という晴れの舞台に、私たちの作るコサージュが参加できることを大変嬉しく思います
これからも心をつなぐ花として、心を込めて作り続けていきたい」と、今後の意気込みを語っています
コサージュとは、特別な日や式典で衣装に彩りを加えるための花形のアクセサリーです。コサージュは、花びらに見えるように加工された布や紙で作られています。特に卒業式や入学式などの晴れの日に付けることが多く、思い出深い装飾品となります。最近では、福知山市の「ちくもう」などでは、地域の学校から依頼を受けて、コサージュ作りが盛んに行われており、利用者たちが心を込めて作業しています。これにより、コサージュはただの装飾品ではなく、作る人の気持ちがこもった、大切な意味を持つものとなっているのです。
- コサージュとは、花の形をしたアクセサリーで、特別な行事に付ける装飾です。
- 障害福祉サービスとは、障害のある人々に対して提供される支援やサービスのことを指します。
- 卒業式とは、学校を卒業することを祝う式典で、多くの場合、名前を呼ばれて卒業証書が渡されます。
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