城陽市には、私たちの歴史を感じることができる特別な展示が開かれています
江戸時代や明治時代の「錦絵」という美しい絵が、城陽市歴史民俗資料館で初めて公開されています
錦絵とは、色鮮やかでとても美しい印刷された絵のことで、昔の日本では人気がありました
城陽市は、京都と奈良の間に位置する宿場町で、昔は多くの人が往来し賑わいました
展示されているのは、旅籠(はたご)・松屋が大切に保管してきた錦絵10点です
その中には、「偐紫田舎源氏(にせむらさき・いなかげんじ)」という源氏物語のパロディ絵や、当時人気だった歌舞伎の役者絵があります
歌舞伎とは、江戸時代に流行した舞台芸術で、見せ場の華やかさが特徴です
この展示では、歌舞伎の役者たちが描かれた絵も見ることができ、きっと楽しいですよ!
さらに、第一次伊藤博文内閣の閣僚たちの肖像画もあります
この内閣は日本の近代的な政治の始まりを象徴しており、描かれているのは天皇と皇后、そして伊藤総理大臣です
ペリー提督の黒船来襲に関する絵もあり、これにより錦絵がその時代のニュースを伝える手段だったことも理解できます
特別展「幕末・明治の錦絵」は、文化パルク城陽の歴史民俗資料館で12月14日まで開催されているので、ぜひ足を運んでみてください
この機会に、京都近郊で歴史を感じながら楽しい時間を過ごしましょう!
錦絵は江戸時代に盛んに作られた美しい印刷絵のことです。多くの場合、当時の人々の日常や出来事を描いていました。特に、歌舞伎や歴史的人物がテーマのものが人気でした。大衆向けに販売され、ニュースや文化の伝達手段としても重要な役割を果たしました。今もお土産やアートとして愛されているため、観光名所で見かけることがあるかもしれませんね!
- 錦絵とは、江戸時代に流行した色鮮やかな印刷絵で、多くの場合、浮世絵や演劇の役者をテーマにしています。
- 宿場町とは、旅人が宿泊するために栄えた町のことです。そこで食事をしたり、休憩をしたりしました。
- 歌舞伎とは、日本の伝統的な舞台芸術の一つで、豪華な衣装や舞台設定が特徴的です。
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