
2023年9月、東京で行われた世界選手権大会には、日本代表選手とともに多くのトップアスリートが集まりました
今回は、我が京都を背負って奮闘した選手たちをご紹介します
今年、チーム京都のキャプテンを務めたのは、洛南高校出身の井之上駿太選手(富士通)です
彼は昨年、成年男子400mハードルで見事優勝し、今回も大きな期待がかかっていました
しかし、足に違和感を抱えた状態での出場となり、選手たちの思いを背負いながら予選を突破することはできませんでした
その井之上選手の活躍を受け、去年アベック優勝を果たした立命館大学の瀧野未来選手が、意地の走りを見せてくれました
彼女は、ケガから復帰したばかりの状況でしたが、見事2位に入賞し、チーム京都に勢いを与えてくれました
岡根選手の活躍
成年女子100m決勝に進出したのは、龍谷大平安高校出身の岡根和奏選手です
この春、彼女もケガに悩まされていましたが、それを乗り越え、京都府代表選手として4度目の国スポ出場となりました
岡根選手は、「京都の代表として出場したいという気持ちは、1年中持って競技しています
こうしてユニフォームを着て出場できて嬉しいです」と話しており、見事5位入賞を果たしました
続いて、成年女子走高跳に出場した川邊美奈選手(北稜高校出身、順天堂大学4年)は、今大会を最後に陸上人生に幕を下ろしました
入賞は逃しましたが、観客に感動を与える熱いジャンプを披露してくれました
リレーの快挙
成年と少年選手が混合で走る4×100mリレー女子では、大会記録に迫る素晴らしいレースが繰り広げられ、京都は8位入賞を達成しました
同様に男子リレーでも、亀岡市職員である沼田充広選手が2走を務め、大会記録に1000分の1秒と迫る記録で3位入賞を果たしました
沼田選手は、実業団での道が開かれず、高校の友人たちと独自チーム「LEGALIS」を設立し、日々仕事と競技を両立させて練習を重ねています
「仕事をしながらでも日本一、日本代表になれるところを見せられるように頑張ります」と話し、力強く意気込みました
京都の選手たちが、一生懸命に競技に取り組む姿勢は、本当に感動的です
京都出身の沼田充広選手は、亀岡市役所に勤務しながら陸上競技をしています。彼は、高校時代に注目されなかったものの、友人たちとチームを作り、練習を重ねてきました。実業団からのスカウトがなく苦しい時期もありましたが、仕事と競技の両立をしながらトップレベルで活躍しています。これは、私たち京都の若者に勇気を与えてくれる素晴らしい例です。
- 選手とは、スポーツや競技に参加する人のことです。陸上競技選手は、特に走ることを専門にする選手です。
- 大学とは、高等教育機関の一つで、専門的な知識や技術を学ぶ場所です。京都には多くの有名な大学があります。
- 競技とは、競争や対戦を行うことです。スポーツの一環として、選手たちがテストする技術や体力を示します。
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