
京都府福知山市では、はがきほどの大きさの画用紙に、子どもからお年寄りまでが思い思いに描いた作品が展示されています
この「ちいさな絵画展」には、地元の人々のクリエイティブな表現が集まっており、毎年行われるこのイベントは、今年でなんと25回目を迎えました!
今年のテーマは「自然と文化−鳥」
会場には、3歳から87歳までの市民が描いた1789点の作品が並んでいます
中には、福知山市長賞に選ばれた小学2年生の荒賀大輝さんによる「とりとなかよし」や、福知山商工会議所会頭賞に選ばれた中学3年の堀瑠花さんの「冬」など、どれも魅力的な作品ばかりです
荒賀さんの作品は、キジが森の中で楽しそうに歩く姿が描かれていて、思わずほっこりします
また、堀さんの絵には、雪景色を背景に描かれた1羽の鳥が温かみを感じさせてくれます
来場者からは、「色や形の表現が素晴らしい
皆が頑張って描いた姿が伝わってきた」との感想が寄せられています
福知山市佐藤太清記念美術館の黒江径代学芸員は、「自由な気持ちで絵を描くことの楽しさを感じてもらえたら嬉しい」と語っています
この素晴らしい展示は、9月28日まで開かれていますので、ぜひ訪れてみてください!
「ちいさな絵画展」が注目される理由の一つは、地域の人々の手によって生まれる多様な表現です。年齢を問わず、誰でも参加できるため、家族で楽しむことができるのが大きな魅力です。例えば、子どもたちはカラフルな色を使って自由に描き、大人たちはより細かな表現を追求する。これが地元のコミュニケーションの場にもなっていて、みんながそれぞれの目線で「福知山」を感じている証拠です。楽しむことが一番ですが、実際に見ると、心の温かさも一緒に感じることができるんです!
- 佐藤太清記念美術館は、京都府福知山市に位置し、市民にアートを楽しむ場を提供している美術館です。
- 絵画展とは、アーティストや参加者が描いた絵を展示して観覧者に見てもらうイベントのことを指します。
- 自由な表現とは、作品を作る上で特定のルールに縛られず、自分の思いやアイデアを自由に描くことを意味します。
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