最近、京都府内で
警察官を名乗る特殊詐欺の被害が急増しています
私たちの大切な地域で、身近な問題として捉えなければなりません
京都府警察本部は、被害を防ぐために犯人とのやりとりを録音した音声を公開し、注意喚起を行っています
警察庁が発表したところによると、2023年の6月までの半年間に、警察官を装った詐欺による被害額は389億円に達し、これは特殊詐欺全体の65%を占めるという衝撃的な数字です
具体的には、京都府警は5月に30代の男性にかかってきた詐欺電話を公開しました
この電話では、大阪府警の「オオノ」を名乗る男が「マネーロンダリング事件の主犯格の自宅で見つかったキャッシュカードがあなた名義だった」と脅かします
さらに、「このまま罪が成立すると資産をすべて凍結され、逮捕される場合もある」と恐怖心を煽りながら、捜査担当の部門や事件名、事件番号を記録するために協力を求めてきます
しかし、この通報を受けた男性が「少し待ってもらっていいですか?」と答えると突然電話が切れたため、彼は不信感を抱き、すぐに警察に相談しました
この手口の境界には、電話の後に被害者をSNSのビデオ通話に誘導し、偽の逮捕状や警察手帳を見せて金銭を要求するケースがあるようです
このため、京都府警察本部は注意を呼びかけています
「警察がSNSで詳しい事件情報を提供したり、逮捕状を見せることは決してありません
疑わしい電話を受けたらすぐに警察に相談してください」とのことです
マネーロンダリングとは、犯罪などで得たお金の出所を隠すために、そのお金を別の場所で使ったり、いろいろな方法で移動させることです。これを行うことで、お金が合法的に得られたように見せかけます。京都でも、この手口を使った詐欺が増えており、みんなが注意する必要があります。
- 警察とは、国や地域の治安を守るために、犯罪を防ぎ、取り締まる機関です。また、地域の人々の安全を確保する役割も持っています。
- 特殊詐欺とは、従来の詐欺とは異なり、電話やSNSを使って被害者を騙し、金銭をむしり取る手口のことです。これにより、より多くの人が被害に遭う可能性があります。
- SNSとは、Social Networking Serviceの略で、人々がインターネット上でつながり、情報を共有したり、コミュニケーションを取ったりするためのサービスです。FacebookやTwitterが代表的です。
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