精華町で自動運転バスの実証運行スタート

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京都府精華町では、全国的なバスの運転手不足の問題を解決するために、自動運転の大型バスの実証運行が始まりました

自動運転の技術開発に熱心に取り組んでいる愛知県の企業や京都府の協力により、このプロジェクトがスタートしました



実証運行は、精華町の「けいはんなプラザ」を出発点にし、往復で約3キロメートルのコースを走ります

初日は関係者や報道関係者が試乗し、多くの注目を集めました

この大型バスには運転手も同乗しており、必要に応じて支援できる体制が取られていますが、基本的には自動運転で走行するという新しい試みです



バスには、22台のカメラと障害物を検知する装置8台が搭載されています

これにより、走行中の映像やデータが離れた場所で監視できる仕組みが整っています

さらに、遠隔監視室では他の自動運転車両の映像も映し出され、AIを使ったシステムで車内の異常を把握できるかや、1人の監視員がいくつの車両まで制御できるかをチェックしています



アイサンテクノロジー都市空間DX推進部の室山晋也部長は、「AIを活用し、さまざまなアクシデントに対応できるようにして、自動運転の実現を目指しています」と意気込みを語りました



今後、8月29日から9月2日までの5日間は一般向けに運行される予定で、安全で効率的な運用ができるかどうかを検証します

この取り組みは、京都の公共交通の未来を変える可能性を秘めています

ピックアップ解説

自動運転とは、自分で運転せずに車が自動で走行する技術のことです。これによって、運転手がいない時間でもバスを運行できるようになり、運転手不足の問題を解決する手助けになると言われています。自動運転技術は近年急速に進化しており、安全性の向上にも到達しています。将来的には、もっと多くの場所でこの技術が広がるかもしれません!

キーワード解説

  • バスとは、乗客を目的地まで運ぶための大型の公共交通機関です。通常、さまざまな人々が一度に乗ることができます。
  • AIとは、人工知能のことで、コンピュータが人間と同じように学習したり考えたりする能力を持つことを指します。最近では多くの分野で利用されています。
  • 運転手不足とは、公共交通機関や運送業界などで運転手が足りない状態を指します。これにより、運行本数が減ったり、サービスの質が低下したりすることがあります。

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