
京都府舞鶴市で、両丹茶品評会の褒賞授与式が行われました
これは、舞鶴や福知山、綾部などから、素晴らしいお茶を生産している方々を認め、賞を贈る大切なイベントです
生産者14人がそれぞれ自信を持って出品したお茶が、味や香り、見た目の色合いを競いました
両丹お茶まつり実行委員会が主催し、玉露、機械摘み玉露、てん茶の3つの部門で計50点が出品され、その審査には府茶業研究所の職員が関わりました
6月には多くの専門家によって選考が行われ、優れた茶が選ばれました
授与式では、堤保三所長が「玉露は両丹地域の高い技術を示す素晴らしい品揃え」と評価しました
そして、受賞者として舞鶴茶生産組合の岡田下支部の永野市郎さんが「環境の変化にも負けず、みなさんと一緒に『両丹茶は高品質』を目指して頑張りたい」と、力強い言葉で挨拶しました
授与式の後には、堤所長が「両丹のてん茶について」というテーマで講演を行い、参加者たちはより深くこの地域のお茶の魅力を学ぶことができました
両丹茶がこれからも地域の宝として愛されるよう、多くの応援が必要です
ピックアップ解説
両丹茶は、京都府の南部で生産される高品質なお茶です。この地域は温暖な気候で、茶の栽培に適した環境が整っています。特に玉露は、手摘みで育てられるため、とても香りが良く、深い味わいが特徴です。このような高品質なお茶の生産は、地域の誇りでもあります。両丹茶を飲むことで、京都の豊かな自然を感じることができるでしょう。
キーワード解説
- 玉露とは、特に日本の緑茶の一種で、遮光して栽培されるため、香りが非常に豊かです。お茶の葉を覆うことで、光を控えることで旨味が増します。
- てん茶とは、特に抹茶の原料となるお茶で、栽培方法は通常の緑茶とは異なります。葉を蒸して乾燥させ、茶葉を粉砕して作ります。
- お茶まつりとは、日本各地で行われるお茶に関するイベントで、茶の生産者や愛好者が一堂に会する機会です。地域のお茶文化を広める重要な役割を果たします。
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