最近、京都府警のサイバー捜査課が遠隔操作ウイルスを記憶媒体に保管していた男性を逮捕しました
この犯人は、東京都渋谷区のマンションで、販売目的で遠隔操作ウイルスをSSD(ソリッドステートドライブ)に記録していた疑いがあります
遠隔操作ウイルスとは、パソコンやスマートフォンの操作を外部から乗っ取ることができる悪意のあるソフトウェアです
具体的には、キーボードの入力内容を盗むことや、ファイルを勝手にダウンロードする機能があります
逮捕されたのは25歳の男性ですが、住所や職業は不詳で、現在は黙秘しています
ウイルス「Venom RAT」
府警によると、男が保管していたウイルスには「Venom RAT」という名前が付けられています
これは特に危険なウイルスで、悪用されると情報漏えいやプライバシーの侵害の原因になることがあります
彼はさらには、テレグラムを利用してこのウイルスを販売しようとしていたとみられています
どうしてこうなったのか?
最近、サイバー犯罪が増えていることを考えると、今回の事件は他人事ではありません
私たちも日常生活の中で、スマートフォンやパソコンを使う機会が多いので、こうしたウイルスから自身を守るための知識が必要です
私たちにできること
自分のデバイスを安全に保つためには、怪しいメールやリンクを開かない、パスワードを定期的に変更する、ウイルス対策ソフトを導入するなどの対策が有効です
これくらいの手間で、自分の大切な情報やプライバシーを守ることができるのです
「Venom RAT」とは、悪意のある人が簡単に遠隔操作できるウイルスのことです。このウイルスは、パソコンやスマートフォンに侵入し、キーボードの操作を追跡したり、ファイルを無断でダウンロードしたりします。このようなウイルスが広がると、あなたのプライバシーが侵害される恐れがあります。特に、今の時代はテレグラムやSNSを通じて情報のやり取りが活発なので、こうしたツールを利用して販売されることが増えています。だからこそ、自分自身を守るためには、これらのウイルスの存在を理解し、注意深く行動することが大切です。
- 不正指令電磁的記録保管とは、法律で禁止されている不正な電磁的記録を保管することです。これには個人情報や重要なデータが不正に利用される可能性があります。
- テレグラムとは、スマートフォンやパソコンで使えるメッセージングアプリです。セキュリティが高く、匿名性が保たれるため、一部では不正な取引にも使われています。
- SSDとは、ソリッドステートドライブの略で、データを保存するための記憶装置です。従来のハードディスクよりも速く、軽量であるため、最近のパソコンによく使われています。
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