皆さん、こんにちは!私たちが住んでいる京都府では、歴史的にも大切な日々が続いています
特に、広島や長崎に原爆が投下されてから、まもなく80年が経とうとしています
そんな中、京都府城陽市では、当時11歳で広島で被爆した榎郷子さん(91歳)が講演を行い、平和の大切さを伝えました
この講演会は、12日に城陽市で開かれ、地元の小中学生約80人が参加しました
榎さんは、自らの体験を基に、原爆の恐ろしさを語り、私たちがどれだけ大切なものを守るべきかを強く訴えました
彼女は、爆心地から約2キロ離れた自宅で被爆し、姉の睦子さんを失いました
姉の上着しか見つからないという悲しい経験を、榎さんは当時の状況を振り返りながら語りました
榎さんは、父親が姉の上着を見つけた時に「ここに睦子がおったんか、ここで死んだんか」と言って天を仰いだことも語りました
このような体験を持つことができる「語り部」は、年々減少している現実があります
彼女は、「戦争に勝者も敗者もない」と語り、平和の大切さを改めて訴えました
講演を聴いた女の子の一人は「戦争は絶対あってはいけないし、原爆は絶対に落としてはいけない」としっかりと自分の意見を述べました
私たちも、彼女の声をしっかりと思い出し、これからの未来に活かしていく必要があります
そして、府内には「京都府原爆被災者の会」という団体があり、榎さんのような生の体験を語る人が数人しかいないため、未来に向けての伝承がとても大切になっています
私たち京都府民も、こうした歴史をしっかりと受け止め、次世代に伝えていかなければなりません
榎郷子さんが語る原爆被害の実態は、平和の重要性を改めて考えさせます。彼女の体験は、歴史的な語り部として非常に貴重です。もちろん、原爆が投下された広島と長崎の市民も、その後多くの悲しみや苦しみを抱えてきました。そのため、戦争を防ぐために私たちが平和を考え、行動することが大切です。特に若い世代に、このような歴史を伝えていくことが、次の未来を築くために必要です。
- 被爆者とは、原子爆弾の投下によって直接の被害を受けた人々を指します。広島や長崎での被爆者は、戦争の悲惨さを伝える重要な存在です。
- 語り部とは、特定の出来事や体験を話す人たちを指します。被爆者の体験はとても貴重で、その話を通じて未来の世代に歴史を伝える役割を担っています。
- 平和とは、争いや戦争のない状態を意味します。私たちが目指すべき理想であり、特に戦争の悲劇を知ることでその重要性を再認識する必要があります。
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