京都南丹市で園児がサツマイモの苗を植える体験学習

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京都南丹市で園児がサツマイモの苗を植える体験学習

京都府南丹市では、地元の農芸高校の生徒たちが園児たちにサツマイモの苗を植える体験を提供しています

この取り組みは、子どもたちに農業に興味を持ってもらうために始まりました



南丹市の園部町に位置する京都府立農芸高校では、2年前からこの活動を行っています

農芸高校では、学生たちが育てたサツマイモの苗を地元の保育園の園児たちに植えてもらうことで、農業の大切さを伝えています



2025年6月5日には、市内の4つの保育園から約100人の園児が集まり、600株のサツマイモの苗を植える作業を行いました

園児たちは、農芸高校の生徒から苗の根をしっかり押し込むポイントや、苗が育つとおいしいサツマイモになることを教えてもらい、実際に自分の手で植えていきました



最初は戸惑いの表情を見せていた園児たちですが、農芸高校の生徒たちが手を貸すことで徐々にコツをつかみました

植え終わると、「できた!」と歓声をあげながら、笑顔で成果を喜んでいました



参加した園児の一人は、「うまく植えられました

楽しかったです」と話し、その様子を見ていた農芸高校の2年生の男子学生は、「農家の人たちが育てた食べ物が、お店に並ぶまでの大変さを知ってもらえるとうれしいです」と感想を述べました



子どもたちは、秋の収穫の際にも再びこの体験を行う予定です

自分たちが植えたサツマイモが育つ様子を見て、農業への興味が深まることでしょう

ピックアップ解説

サツマイモは、実は日本でも人気のある秋の味覚です。特に京都では、さまざまな品種が栽培されており、甘みとホクホク感が特徴の「紅あずま」や、紫色が美しい「紫いも」など、地域ごとに個性的なサツマイモが楽しめます。サツマイモの栄養価は高く、食物繊維やビタミンCが豊富です。これは、健康を意識する中学生にとっても嬉しいポイントですね。

キーワード解説

  • 農業とは、植物や動物を育てて食べ物を生産する仕事のことです。日本の伝統的な文化として、地域の特産物を育てたり、農作物を管理する重要な役割を担っています。
  • 体験学習とは、実際に手を動かして学ぶことを指します。授業だけでなく、実地での体験を通して理解を深める方法で、特に子どもたちにとって楽しみながら学べる良い機会です。
  • 収穫とは、育てた作物を取り入れることです。例えば、おいしく成長したサツマイモを掘り起こして、食卓に並ぶ準備をする瞬間が待ち遠しいですね。

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