右京区で細川護煕さんが奉納した障壁画について

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右京区で細川護煕さんが奉納した障壁画について

京都の歴史と文化は、私たちの宝物です

そしてその大切な文化を守り、継承する活動が続いています

今回は、京都市右京区にある世界遺産の龍安寺での出来事をお伝えします

元首相であり陶芸家の細川護煕さん(87)が、障壁画を奉納したのです

この障壁画は、臨済宗妙心寺派の龍安寺に特別な意味を持つもので、方丈を囲む52面の板戸の内側に張られる予定です

細川さんは以前にも方丈の襖絵として40面を献納しており、彼が描く92面の『雲龍図』で内部空間が華やかに飾られます

今回の障壁画は、2026年秋以降に一般公開される予定ですので、京都に住む私たちとしては、ぜひその際に訪れてみたいですね!

細川護煕さんとは?

細川護煕さんは、政界から身を引いた後、陶芸などの芸術活動に専念しています

彼は地元京都に対して深い愛情を持っており、その表現の一つがこのような奉納です

龍安寺の歴史

龍安寺は、室町時代中期に創建されたお寺です

守護大名の細川勝元が創建したことから、細川さんとの歴史的なつながりも感じられます

何と、11日は勝元の命日でもあり、この日を選んで奉納されることは特に意義のあることと言えるでしょう

ピックアップ解説

『雲龍図』とは、細川護煕さんが描いたドラゴンの絵です。この絵は、主に障壁画や襖絵、そして様々な作品に用いられ、細川さんが自らの陶芸作品にも影響を与えています。雲龍は、古くから中国や日本の文化において、その力強さと神秘さで知られています。細川さんの作品は、見る人に感動を与えるだけでなく、彼自身の芸術への思いが込められているため、一つ一つが特別な存在となっています。

キーワード解説

  • 細川勝元とは、室町時代中期に活躍した守護大名です。彼は国の支配だけでなく、文化にも深く関わり、龍安寺を創建しました。
  • 陶芸とは、土を使って焼き物を作る芸術のことです。日本の陶芸は、伝統的な技術と美しいデザインが特徴です。
  • 障壁画とは、部屋の壁に描かれた絵のことです。日本の伝統的な家屋や寺院で多く見られ、室内の装飾として重要な役割を果たします。

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