
京都市の宝が池公園に、待望のアーバンスポーツを楽しむことができる新たな施設がオープンしました
この施設は、スケートボードやバスケットボールなど、若者たちが熱中する「アーバンスポーツ」に特化しています
「宝が池アーバンスポーツパーク」は、左京区の美しい風景の中に位置し、京都市が市民からの寄付をもとに約3億6000万円をかけて整備しました
これにより、地域の人々はもちろん、観光客も楽しむことができるスポットが誕生しました
オープニングセレモニーは19日に行われ、テープカットで施設の完成を祝いました
京都市の松井孝治市長は「宝が池がアーバンスポーツの聖地になる日が、ついにやってきました」と語り、期待感を表明しました
特に注目を集めたのは、スケートボード中上級者向けのエリアには、高さ約3.3メートルの「バーチカル」と呼ばれるハーフパイプ状の施設が設置されている点です
この規模は全国有数とされています
また、東京オリンピックでスケートボード女子パークの金メダルを獲得した四十住さくら選手も参加し、豪快な技を披露しました
来場者からは大きな歓声が上がり、スポーツの魅力が再確認されました
四十住選手は、「バーチカルで練習でき、本当にいい環境だと思います
ここで練習してうまくなって、オリンピック選手になってくれたらうれしいです」とコメントしました
この素晴らしい環境の中で、若い選手たちが成長する姿が楽しみです
この施設は、20日から一般開放され、中学生以下は無料で利用できるため、地域の子どもたちにも「アーバンスポーツ」を楽しむチャンスが広がります
これから多くのファンを生み出し、京都の活気を引き出す素敵な場所になることでしょう
「バーチカル」とは、スケートボードやBMXなどで使われるハーフパイプの一種です。この滑り台のような形状は、選手が高く飛んだり、トリックを決めたりするのに最適です。特に、中級者から上級者向けの技を練習するのに欠かせない施設です。バーチカルでは、選手たちがパフォーマンスを披露すると、観客からはそのダイナミックな技に驚きの声が上がります。京都での練習環境が整ったことで、未来のオリンピック選手が生まれるかもしれません。
- バーチカルとは、スケートボードやBMXで使われるハーフパイプの一種で、選手が大きく飛び上がることができる形状をしています。
- アーバンスポーツとは、都市で行われる競技の総称で、スケートボードやBMX、自転車競技などが含まれます。
- スケートボードとは、木製のボードに車輪を取り付けた乗り物で、さまざまな技を使いながら滑ることが楽しまれています。
前の記事: « 綾部市の楞厳寺でミツバツツジが見頃を迎えています
次の記事: 京都大学の卒業式で注目の仮装文化、ユニークな姿が話題 »
新着記事