障害があっても、みんなで気楽に楽しめるイベント「にじいろマルシェ」が、京都府城陽市で開催されます
このイベントは、障害を持つ子どもたちやその家族、地域の人々が集まって、楽しむことができる場所として、昨年から年に2回行われています
3回目の開催は、6月14日午前10時半から、城陽市の平川にある北部コミュニティセンターで行います
発起人の井上香月子さん(65歳)は、知的障害を持つ娘と一緒に暮らしており、障害児者の保護者や市民の参加者約20人と共にこのイベントを企画しています
子どもたちが声を出したり、車いすが他の参加者にぶつかったりすることを心配して、こういった催しに参加できない保護者が多いと聞き、様々なアクティビティを通じて楽しめる時間を提供しようと取り組んできました
3回目の「にじいろマルシェ」では、アフリカの民族楽器を使った体験イベント「タイコをたたこう」や、ピアノの演奏、障害者のバンドによるライブなどが行われます
また、ポップコーンのサービスやボウリング、様々なゲームも楽しむことができます
そして、親が他界した際に残された障害児者の生活設計を金融機関の職員に相談できる場も設けられています
「障害を持つ人々が安心して暮らせるように、今後もこのイベントを続けていきたい」と井上さんは語っています
イベントは午後3時半まで開催され、障害児者とその付き添い者が対象です
定員は100人で、申し込み不要、そして参加は無料です
みんなで一緒に楽しめるこのイベントを通じて、地域がより一層盛り上がり、障害者に対する理解が深まることを願っています
【にじいろマルシェ】は、心の豊かさを大切にするイベントです。このイベントの名前は、色とりどりの虹にちなんでおり、参加者が障害の有無にかかわらず、楽しいひと時を共有できることを象徴しています。私たちの周りには様々な色、つまり多様な人々がいて、一緒に楽しむことで社会全体が明るくなります。観覧するだけでなく、一緒に参加することで、多様性の理解も深まります。イベントは誰でも参加でき、またボランティアとしての参加も歓迎され、地域の活性化にもつながります。
- 障害者とは、身体や精神に何らかの障害を持つ人々を指します。知的障害や発達障害、視覚障害など様々な種類があります。
- コミュニティセンターとは、地域の人々が集まって活動できる特別な場所です。イベントやワークショップ、会議などが行われ、地域の交流の場となっています。
- ボランティアとは、無償で他人を助けたり支援したりする人のことです。地域のイベントや活動に参加することで、社会に貢献します。
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