最近、京都府内で話題になっている「紛失防止タグ」
これは普段は鍵や財布などをなくさないようにするために使われる便利な電子機器です
しかし、なんとこの便利なアイテムが悪用され、ストーカー被害につながっていることが分かりました
京都府警察本部によると、2025年の1月から7月にかけて、ストーカー被害の相談が291件寄せられ、昨年の同じ時期よりも71件も増加しています
特に注目すべきは、スマートフォンとつないで位置を把握できる「紛失防止タグ」を使用した事例で、7件の相談が寄せられました
これは、昨年の同じ時期に比べて大きな増加です
寄せられた相談によると、この「タグ」は車のバンパーや座席の隙間、自転車に取り付けられることが多く、実際に居場所を知られたり、つきまとわれたりした事例もあるとのこと
これはとても怖いことですよね
京都府警の人身安全対策課では、「紛失防止タグが悪用されると、自宅や職場が他人に知られる危険がある」と警告しています
もし見慣れない物が自分の車や自転車についていたら、早めに近くの警察署に相談することをすすめています
また、京都府警は「京都ストーカー相談支援センター(KSCC)」を設けており、24時間電話で相談を受け付けています
匿名での相談も可能ですので、心配な方はぜひ利用してください
なお、「紛失防止タグ」とは、鍵や財布などを見失わないようにするための電子機器で、スマートフォンと連携して位置を特定します
価格は数千円程度で、数センチのサイズのものが一般的ですが、その便利さの裏で悪用される危険もあるのです
今後、警察庁は「紛失防止タグ」を使ったストーカー行為についても規制の対象に加える方針とのこと
この問題が少しでも解決され、安心して暮らせる京都になることを願っています
「紛失防止タグ」は、財布や鍵を見失わないようにするための便利なアイテムです。Bluetoothを使用してスマートフォンと連携し、位置情報を特定します。しかし、これは自分の持ち物に付けることが前提で、他人の物に無断で付けることは法律で禁止されています。最近ではその便利さが裏目に出て、人の居場所を特定するために使われることが増えており、多くの人が不安を感じています。正しく使えばとても便利なものですが、使い方には注意が必要です。
- ストーカーは、特定の人に対して執拗に付きまとい、嫌がらせをする行為を指します。京都では、このストーカーによる被害が増加しています。
- 位置情報とは、特定の場所を示すための情報のことです。スマートフォンやGPSを使って、自分や他人の位置を知ることができます。
- 電子機器とは、電気を利用して動作する機器のことです。スマートフォンやタブレット、コンピュータなどがその例です。
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