京都の新たな医療の可能性!レーザー技術の進化

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京都の新たな医療の可能性!レーザー技術の進化

京都の皆さん、嬉しいニュースです!量子科学技術研究開発機構と大阪大学の研究チームが、非常に強力なレーザーを使って、これまでのおよそ2倍もの高エネルギーの炭素イオンを発生させる実験に成功しました

これにより、がんの治療装置の小型化が進むかもしれません



この研究が行われたのは、京都府木津川市に位置する与えられた場所で、国際的にもトップクラスのレーザー技術が使用されています

このレーザーは、炭素と金でできた薄い膜に照射され、炭素イオンを生成しています



研究手法はシミュレーションを基に最適化されたターゲットに従来の約1.5倍の強さのレーザー光を当てるというもので、結果として約10億電子ボルトという、これまでの記録の約2倍に達する炭素イオンが実現したのです

このように高エネルギーの炭素イオンは「重粒子線治療」に用いられ、がんの治療に効果をもたらすと期待されています



関西光量子科学研究所の桐山博光リーダーは、「これにより、長さ150メートルもあった治療装置が、10メートルから15メートルに小型化でき、治療費の削減にも繋がるだろう」と話しており、これが京都から世界へ羽ばたく期待の兆しとして注目されています

ピックアップ解説

高エネルギーの炭素イオンとは、がん治療に使われる粒子線治療に用いられるもので、重粒子線治療の一環です。これは、がん細胞に強力なエネルギーを直接届けて破壊する方法で、正常な細胞をできるだけ傷つけずに治療を行うことができる優れた治療法なんですよ。これが進化することで、さらに多くの患者に恩恵をもたらすことができるかもしれません。

キーワード解説

  • レーザーとは、特定の光の波長を強めて直線的に放射する技術のことです。通常の光と違って、波長が揃った光を発生させるため、非常に強力な力を持っています。
  • 炭素イオンとは、炭素原子が電子を失い、プラスの電荷を持った状態のことを指します。このイオンは、がん治療などに重要な役割を果たしています。
  • 重粒子線治療とは、高エネルギーの重粒子(炭素イオンなど)を使ってがんを治療する方法のことです。正常な細胞にはダメージが少なく、がん細胞に効率よく効果を発揮します。

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