京都府にあるお茶の名産地、山城地域が、2024年の観光客数で大きな飛躍を見せています!山城地域内の12市町村は、前年比で22%増の1134万人の観光客を迎えました
これは、調査方法を見直した20年以降初めて1千万人を超える記録です
この増加の背景には、宇治市に関連するNHK大河ドラマ「光る君へ」の影響が大きいと言われています
このドラマが多くの人々に宇治の魅力を伝え、観光促進に貢献したのです
また、新型コロナウイルスの影響を受けた2021年の観光客数が606万人と、厳しい状況が続きましたが、22年以降は着実に回復しています
特に24年には前年から203万人も増加し、今の調査方法で見ると、コロナ前の2019年(804万人)をも上回る結果となっています
今年に入ってからは、山城地域には前例のない抹茶ブームが起こり、観光客の姿が目立つようになりました
府の関係者は、インバウンド(訪日客)は増加傾向にあるものの、市町村ごとに来訪者数に差があることを懸念しています
各市町村が力を合わせて、もっと魅力を発信し、観光客の滞在時間を増やすために周遊観光の活動を強化していくことが求められています
ピックアップ解説
「抹茶ブーム」について解説します。抹茶とは、茶葉を細かく粉砕して作る日本の伝統的なお茶です。このお茶は、特に京都の宇治市などで有名で、健康効果があるとされ、多くの人々が愛飲しています。最近では、抹茶を使ったスイーツや飲み物が増え、全国的に注目を集めるようになりました。観光客もその影響で山城地域を訪れ、抹茶体験を楽しむ人が増えているんです!
キーワード解説
- 抹茶とは、細かく粉末にした緑茶のこと。京都の宇治が特に有名で、健康にも良いと人気があります。
- 観光消費とは、観光客が旅行中に使うお金のこと。宿泊費や飲食費、お土産代などが含まれます。
- インバウンドとは、外国からの訪日客のこと。日本を訪れる外国人観光客が増加しており、経済面でも重要です。
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