
最近、福知山市の地域の避難所として指定されている府立福知山高校で、とても大切な授業が行われました
この授業では、避難所の運営について学ぶことができ、生徒たちは防災士の資格を持つ教員から直接教えを受けました
福知山高校には1年生の39人が参加し、実際に避難所としての運営を体験しました
その時、生徒たちは避難して来る人たちを受け入れる手順や、取り組むべきさまざまな役割について学びました
地域の防災意識を高める大事な場面です
授業では、まず「被災者の方々がどんな状況で来るのか?」ということを考えました
高齢者や赤ちゃん、ペットを連れた人々、また、自動車で避難してきた方々など、さまざまなシチュエーションを想定したんです
生徒たちは、このような避難者のためにどのように配慮するかを話し合い、実際に役割分担を決めていきました
次に、避難者の名簿を作り、部屋の割り振りを考えました
図面に書き込むことで、どの部屋に誰が入るかを決め、避難所の運営に取り組みました
その後、生徒たちは段ボールベッドを組み立てて、実際にどんな寝心地かを試してみました
参加していた男子生徒は「被災者の気持ちを考えることで、安心できる環境を作るのが大切だと思った」と感想を述べていました
このように、福山美帆 教諭が講師を務めるこの授業では、「地域防災を考えるには、いろいろな人々への配慮や理解が重要」ということを、生徒たちに伝えたいと教諭も語っていました
防災は私たちの生活に欠かせないもの
福知山の生徒たちがこのような取り組みを行うことで、地域全体が安全で安心な場所になっていくでしょう!
福知山には「防災士」という資格を持つ人がいます。これは自然災害が起こったときに、どうやって避難所を運営するかを学んだ人たちです。彼らの活動は、とても重要です。なぜなら、災害が起こる前に備えたり、起きた後の人々を支えたりするからです。福知山でこうした教育が進んでいることは、この地域が防災に対して真剣に取り組んでいる証拠です。私たちも防災の知識を身につけて、いざという時に備えておきたいですね!
- 防災とは、自然災害などから人々を守るための行動や対策のことを指します。具体的には、避難所を設置したり、地震に備えた訓練などがこれにあたります。
- 避難所とは、災害時に人が安全に過ごすために一時的に設置される場所のことを指します。小学校や公民館など、地域で決まったスポットが多いです。
- 役割分担とは、グループの中でそれぞれの仕事や役目を分けて行うことです。例えば、避難所では食事を準備する人、掃除をする人などが決まります。
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