京都の子どもたちが考えたユニークな統計データを用いた作品が展示されるイベント、「京都府統計グラフコンクール」が京都市で行われました
このコンクールでは、参加者が自分でテーマを設定し、それに基づいた統計データを集めて、1枚のポスターにまとめることで発想力や表現力を競います
展示されたのは、入賞作品として選ばれた16点のポスターです
中でも目を引いたのは、小学4年生の櫻井結斗さんの作品です
彼は「地球温暖化」をテーマにして、舞鶴市内で車の種類を調べました
ガソリン車やハイブリッド車の割合を分析し、ドライバーの意識にも迫る視点を持っていました
櫻井さんは、「テレビで北極の氷が溶けそうなのを見て、助けたいと思った」と語り、そのために母と一緒に6日間も外でデータを取る努力をしたそうです
他にも、プラチナと金の価格の変動を調べた作品や、需要の推移を考察した作品も展示され、観衆を楽しませました
このようなイベントは、若い世代が統計を用いた分析力を育む貴重な機会となり、京都の未来を担う子たちの素晴らしいアイデアが集う場として大いに評価されています
「地球温暖化」とは、地球全体の平均気温が上がり続ける現象を指します。この現象は、主に二酸化炭素などの温室効果ガスが大気中に増えることで引き起こされます。地球温暖化が進むと、極地方の氷が解けたり、異常気象が増加したりするといった影響があります。京都でも、環境問題に対する意識が高まり、子どもたちがそれに対して自分たちで考え行動する姿が増えています。これからの世代が地球を守るために何ができるか、一緒に考えていきたいですね。
- 地球温暖化とは、地球全体の気温が上昇する現象です。主に人間の活動による温室効果ガスの増加が要因です。
- 統計データとは、数字を使って物事を整理し、分析した情報のことです。多くの人や出来事に基づいています。
- 発想力とは、新しいアイデアを生む力のことです。創造的な思考を使って問題を解決する際に重要です。
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