京都府城陽市から深刻なニュースが入ってきました
城陽市教育委員会は、ある中学校の男性事務職員が生徒の保護者や教職員から集めた学校徴収金を着服していたと発表しました
この事務職員は55歳で、被害額はなんと2200万円を超える見込みです
市教委は、この問題を京都府警城陽署に報告する準備を進めています
この職員は2019年8月28日から、今年の5月15日までの間に、学校給食費や教材費、修学旅行の積立金といった多くの徴収金を口座から着服していたとのことです
驚くべきことに、事務職員が未納の給食費の問題を認めたのは、学校側が未納の連絡を受けた後でした
彼はこのお金をカードローンの返済や遊興費に使っていたといい、「生涯をかけて返済する」と述べているそうです
市教委の説明によると、この事務職員は一人で学校徴収金を管理しており、必要額よりも上乗せして請求する手法を使っていたとのことです
ひとつの口座が一人の職員によって完全に管理されていることは、再発防止や不正を防ぐためには危険な状況です
城陽市の教育委員会の薮内孝次教育長は記者会見で、「生徒や保護者、市民に多大な不安と不信感を与えた
再発防止に努める」と謝罪しました
このようなことが二度と起こらないように、私たち市民が注意をもって見守ることも大切です
カードローンとは、お金を借りるためのカードを使ったローンのことです。これはしばしば高い利子がつき、返済が難しくなることがあります。ですので、計画的に利用することがとても重要です。特に、現金が手元になくなってしまうと、借りることは簡単でも返すのが大変になります。借金はしっかり管理するように心がけたいですね。
- 保護者とは、子供を育てる役割を持つ人、つまり親や養育者のことを指します。
- 教育委員会とは、学校教育や生涯学習の推進を行う行政機関のことです。
- 学校給食とは、学校で提供される食事のことを指し、栄養バランスを考えて作られています。
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