
京都府綾部市で、地域の小学生たちが田んぼで昔ながらの田植えを体験する貴重な学びの時間を過ごしました
今回の田植え体験に参加したのは、綾部市にある志賀小学校の3年生から6年生までの約20人の児童たちです
毎年、地域の方々から田んぼを借りて、イネを育てながら農業や地域の文化を学んでいるこの小学校では、6日に特別なイベントを行いました
田んぼの持ち主、井上吉夫さんが直接、田植えの方法を教えてくれました
児童たちは、井上さんの説明をしっかりと聞いた後、イネの苗を手に取り、用意された目印の糸に沿って丁寧に苗を植えていきます
この日は、特に「投げ植え」という新しい方法にも挑戦しました
苗を高く放り投げて植えるこの方法は、なかなか難しいものでしたが、みんなで楽しみながら学ぶ姿が印象的でした
参加した6年生の女子児童は、「友達と一緒に転んで楽しかった
自分が植えたお米が食べられるのが嬉しい」と笑顔で話してくれました
この活動を指導した井上さんも、「お米を作る方法をしっかり覚えて、将来に活かしてほしい」と語り、子どもたちへの思いを込めました
子どもたちが6日に植えたお米は、10月に収穫され、学校の給食で味わう予定です
このような体験を通して、地域の農業への理解が深まることはもちろん、子どもたちが自分たちの手で育てたお米を食べる喜びを知ることができるのは、とても素晴らしいことです
農業は京都の文化に根ざした重要なライフスタイルの一部ですので、これからもこうした学びを大切にしていってほしいです
田植えとは、コメ作りの最初のステップです。日本ではお米が重要な食材であり、地域の人々が長い間、自然と共に育んできました。田植えは、春の訪れを感じる瞬間でもあり、地域の風習として伝わっています。田んぼでの体験は農業の大切さを知る素晴らしい教育の場です。
- お米とは、イネという植物の種子で、主に日本の主食として食べられています。お米は炊いてご飯として食べるほか、さまざまな料理に使われ、米文化は日本の食生活や伝統に欠かせないものです。
- 農業とは、食料品や繊維などを生産するために植物や動物を育て、管理する活動です。日本では、米作りや野菜栽培などが行われ、古くから続く伝統が多くあります。
- 田んぼとは、水稲(しすい)を育てるための土地で、特に日本の農業において重要な役割を果たしています。田んぼでは、イネが育ち、収穫されることで私たちの食卓にお米が届くのです。
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