京都・宇治の特別展が明治博覧会を紹介!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
京都・宇治の特別展が明治博覧会を紹介!

みなさん、こんにちは!今回は宇治市で開催中の特別な企画展についてお伝えします

この企画展は、大阪・関西万博に合わせて、京都が明治時代に行った博覧会の歴史や、その影響を探るものです

この博覧会は、実は当時の観光振興にも大きな役割を果たしたと言われています

明治28年(1895年)、京都市内で開かれた「第4回内国勧業博覧会」では、周辺の自治体も協力し、多くの展覧会や文化財を公開して博覧会を盛り上げました

この大きなイベントは、観光地としての京都の名声を高める要因となりました

現在、京都府宇治市にある「平等院ミュージアム鳳翔館」では、この博覧会に関する研究を深めるための資料や美術作品が、約30点展示されています

特に興味深いのは、平等院や宇治川などの名所が描かれた「宇治之真景(うじのしんけい)」という観光案内の役割を担った資料です

「宇治之真景」は、当時の人々にとって観光案内的な存在で、博覧会をきっかけに観光が盛んになったことを裏づけるものです

また、博覧会で出品されたすぐれた製品や美術工芸品に贈られたメダルなども展示されており、来場者たちは当時の盛り上がりを感じ取っています

大阪から訪れた50代の女性は「京都は明治時代から観光地として知られていて、当時の人たちが楽しんでいたことがわかりました」とのこと

また、名古屋から来た60代の男性は「博覧会には当時最新の技術や美術が集まっていたのは、今も変わらないと思います」と感想を述べていました

この特別展は12月14日まで展示品を入れ替えながら開催され、入場するには平等院の拝観料が必要です

ぜひこの機会に、明治時代の京都の活気を感じに訪れてみてはいかがでしょうか?

ピックアップ解説

「宇治之真景」とは、明治時代に観光客向けに作られたガイドブックのようなもので、宇治の名所を美しく描写しています。この作品は当時の観光案内を担当し、京都を訪れる人々に情報を提供していました。今の私たちの観光地図の先駆けともいえる存在で、当時の人たちがどれほど宇治に魅了されていたかを知ることができます。

キーワード解説

  • 博覧会とは、日本や世界の技術や文化を集めて見せる大規模なイベントです。特に歴史的には、産業や美術の発展を目的としています。
  • 平等院とは、宇治市にある有名な寺院で、美しい鳳凰堂が特に知られています。京都を代表する観光地の一つです。
  • 観光産業とは、旅行や観光に関するさまざまなビジネスやサービスを指します。京都には多くの観光客が訪れ、経済を支えています。

7月26日(土)

開催イベント

7月26日(今週末)に京都で開催されるイベントの一覧

7月27日(日)

開催イベント

7月27日(今週末)に京都で開催されるイベントの一覧

来週

開催イベント

7月28日~8月3日(来週1週間)に京都で開催されるイベントの一覧

来々週

開催イベント

8月4日~8月10日(来々週1週間)に京都で開催されるイベントの一覧

新着記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加