京都市の水備蓄状況と必要性についての調査結果

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最近、私たちが普段当たり前に使う水

しかし、災害時にはその水を手に入れることが難しくなること、皆さんはご存知でしょうか?京都市では、災害時に備えて家庭で最低限必要な飲料水を確保することが重要だと言われています

具体的には、1人あたり、9リットル以上の水を準備しておくことが推奨されています

しかし、実際にはこの基準をクリアしている市民はわずか2割程度にしか過ぎないというのが現実です

市の上下水道局によると、2022年度に実施された「水に関する意識調査」では、20歳以上の京都市民1000人を対象に各家庭での水の備蓄状況が調査されました

その結果、基準を満たす9リットル以上を備蓄している市民は21%と、数字としては少なめです

さらに、備蓄を行っているものの、その量が9リットル未満である家庭も多く、総体的な備蓄率は61.3%という結果でした

大規模な災害が起こった際に水の備蓄が見直され、多くの人々が「備蓄を始めた」または「備蓄量を増やした」という声も聞かれる一方で、変化なしとする人々も38.3%に達するという現実があります

備蓄をしない理由には「保管する場所がない」「準備が面倒」といった意見が多く寄せられています

このように、災害への意識はその時の状況で変わることが多いとされています

特に、市販の飲料水の中には、10年の長期保存が可能な「疏水物語」といった商品もあり、昨年の販売数は前年よりも増加しています

特に、南海トラフ地震臨時情報が発表された昨年8月には、注文数が驚くことに1万8千本を超えたこともありました

上下水道局では、引き続き「備蓄は私たちの生活の一部である」という意識を皆さんに持ってもらえるよう、様々なアプローチを続けていくとのことです

私たちもこの機会に家庭での備蓄を見直し、災害に備えていくことが大切ですね

ピックアップ解説

「備蓄飲料水」とは、災害に備えて家庭で保存しておくための飲料水のことです。例えば、「疏水物語」という商品は、10年の長期保存が可能で、災害時に非常に役立ちます。この商品は、京都の水資源を生かして作られており、市民が安心して備蓄できるように工夫されています。災害時の水の確保は命に関わるため、このような備蓄飲料水を用意しておくことは非常に重要です。

キーワード解説

  • 備蓄とは、災害や緊急事態に備えて、必要な物資をあらかじめ蓄えおくことを指します。特に水や食料の備蓄は、命を守るためにも欠かせません。
  • 災害とは、自然災害や人為的な原因によって発生し、生活や環境に大きな影響をもたらす出来事のことです。地震や津波、火災などが典型的な例です。
  • 上下水道局とは、都市の水道や下水道の整備・管理を行う公的機関のことです。水質の管理や水道料金の設定なども担当しています。

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