
こんにちは、京都からお届けします!このたび、下京区の龍谷ミュージアムでとっても面白い特別展が開かれています
テーマは、命あるものを守る仏や菩薩と、それに願いを託す人々です
この展示では、仏教がインドで生まれてから、アジアや日本に広まっていく様子を知ることができるんですよ
会場には、仏教に関する美術品や経典が26点も展示されています
その中でも特に注目したいのが、ガンダーラで作られた「仏説法図」
これは、ブッダが人々を救うために教えを説いているシーンなんです
周りには、救いを求める人々が集まり、訴えかけています
この作品からは、人々の救いの願いに対するブッダの決意を感じることができます
さらに、10世紀ごろの「妙法蓮華経」の巻物も見逃せません
この巻物は、当時の皇太子が息子の病気が治ることを願って写したものだそうです
仏に対する信仰は、昔から変わらず続いているのが分かりますよね
この特別展は2月16日まで開催されていますので、お時間がある方はぜひ足を運んでみてください
ピックアップ解説
「仏説法図」は、3世紀から4世紀ごろにガンダーラで作られた作品です。ガンダーラとは、インドとパキスタンの国境に位置する地域で、仏教美術が栄えました。この図は、ブッダが人々を救うために教えを伝えている様子を描いています。周りには救いを求める人々が描かれており、仏教の基本的な教えを感じることができます。このような作品を見ると、信仰の力と人々の願いが結びついて、今に受け継がれていることを実感できます。
キーワード解説
- 仏教とは、紀元前6世紀頃にインドで生まれた宗教で、仏陀(ブッダ)の教えを基にしています。
- 龍谷ミュージアムとは、京都市にある宗教に関する博物館で、特に仏教に関連する展示が充実しています。
- 経典とは、仏教やその他の宗教の教えをまとめた書物のことです。信仰の中心的な教えとして大切にされています。
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