
京都市では、マイナンバーカードのシステムに重大な障害が発生しました
15日の午前中、下京区の「マイナンバーカードセンター」とその周辺を除く13の区役所・支所では、電子証明書の更新ができなかったのです
具体的には、更新ができないというトラブルが原因で、計30件のマイナンバーカードを預かって、後日郵送で返却することとなりました
このようなトラブルは、実は4日にもありました
市によると、今までに計93件のカードが預けられる事態に発展しています
こうしたことが続くと、市民生活に大きな影響を与えかねません
マイナンバーカードは、身分証明書としてだけでなく、色々な行政サービスを受けるための重要な役割を担っているからです
次回以降もこうした障害が発生しないよう、しっかりとした対策が必要です
市民の皆さんが安全に便利なサービスを利用できることが一番大切です
ピックアップ解説
マイナンバーカードとは、日本で所有する身分証明書のことです。身分証明書としての用途だけでなく、行政手続きの簡略化にもつながります。京都では、観光客の方々にも訪問者証明として万が一のトラブルの際に備えるため、普及が進みつつあります。今後、ますます重要な役割を担うことでしょう。
キーワード解説
- マイナンバーカードとは、国民の個人情報を管理するためのカードで、身分証明書として利用されます。行政手続きや、医療、年金など様々なサービスで利用できる便利なため、普及が進められています。
- 電子証明書とは、インターネット上で本人確認を行うために、デジタル形式で発行される証明書のことです。これにより、オンラインでの手続きが安心して行えるようになります。
- 区役所とは、東京都を除く市区町村の行政機関のことです。住民にとって身近な役所で、住民票の発行や各種手続きができる重要な場所です。
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