
京都市の左京区にある実相院では、今、新緑のカエデが床に映り込む「床みどり」が見頃を迎えています
実相院には約200本の様々なカエデが植えられていて、毎シーズン異なる美しさを見せてくれます
この時期は、特に新緑が鮮やかで、目の前の景色を楽しむには最適です
「滝の間」と呼ばれる部屋では、磨き抜かれた床板が水面のように光っており、日中には新緑が美しく映り込むのです
12日には、ふすまが大きく開いて、庭のカエデの緑の光が床に広がり、まるで夢の中のような幻想的な光景が広がっていました
実相院の執事、岩谷泰輔さんは、天気によって床に映る緑の色が変わるので、その時々の雰囲気を楽しんでほしいと語っています
特に曇りや雨の日は、緑がより鮮明になり、まるで絵画のような美しさを増します
また、夏に近づくにつれ、カエデの緑色はさらに濃くなり、紅葉の時期には「床もみじ」としても楽しむことができるのです
ピックアップ解説
実相院の「床みどり」は、特に雨や曇りの日に見ると美しさが際立ちます。カエデの葉の色合いがより鮮明に映り込み、風情ある景色を楽しむことができます。この美しい景色を体験するために、ぜひ言ってみてください!
キーワード解説
- 床とは、日本の伝統的な建物で使われる木の板を指し、室内の面を形成する部分です。
- カエデとは、もみじの一種で、美しい葉の形が特徴的です。秋には紅葉が楽しめ、特に京都では親しまれています。
- 実相院とは、京都の左京区にある歴史的な寺院で、特に美しい庭園や風情ある建物が魅力です。
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