
青空の下、草木が色づく季節に行われる神事、それが「流鏑馬神事」です
今年も京都市の左京区にある下鴨神社で、この神聖な行事が行われました
この神事は、コンマ数ミリの矢を飛ばして的を射抜く技術を競うもので、非常に魅力的です
流鏑馬神事は、飛鳥時代から続いている伝統行事であり、京都三大祭の一つである葵祭の安全を祈るために行われます
流鏑馬の歴史を振り返ると、一時途絶えてしまった時期もあったのですが、1973年に式年遷宮の記念行事として復活しました
今回は、青空が広がる中、新緑の美しい糺の森で行われ、射手たちは公家や武家の姿に扮し、馬に乗って的を目がけて矢を放ちました
的を目指して駆け抜ける
およそ500メートルの馬場には、50センチ四方の3つの的が100メートルごとに配置されています
射手たちは「イン、ヨー!」という掛け声とともに、矢を見事に放ち、的を狙います
矢が3つの的すべてに的中すると、観客からは大きな歓声と拍手が巻き起こります
この瞬間が、流鏑馬の魅力の一つです
葵祭の神事の一環
流鏑馬神事は、葵祭に関連する大切な行事です
葵祭は、上賀茂神社と下鴨神社の両方で行われる京都を代表する祭りです
4日には、斎王代が身を清める「御禊の儀」が上賀茂神社で執り行われます
結びに
流鏑馬神事は、京都の伝統文化を実感できる貴重な機会です
来年もぜひ、足を運んでこの素晴らしいイベントを体験してみてください
流鏑馬は、馬に乗った射手が矢を放ち、的を狙う競技です。これは日本の古代から続く伝統で、神事としての側面も強いです。京都での流鏑馬は、歴史を感じることができる貴重な体験であり、神事が行われる場所には独特の神聖さが漂っています。また、流鏑馬が行われる時期は、桜や新緑が美しい季節。自然の美しい景色と共に、伝統文化を楽しむことができるのです。
- 流鏑馬とは、馬に乗った射手が矢を使って的を射抜く伝統的な競技です。古代日本に起源を持ち、祭りや神事として行われています。
- 葵祭とは、京都の上賀茂神社と下鴨神社で行われる、有名な祭りの一つです。流鏑馬神事もこの祭りの大事な行事の一部です。
- 下鴨神社とは、京都市左京区に位置する古い神社の一つで、葵祭の主な神社としても知られています。歴史も非常に深いです。
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