向日市の上植野浄水場に愛称「かぐやの灯」誕生

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向日市の上植野浄水場に愛称「かぐやの灯」誕生

 京都府向日市にある上植野浄水場の配水塔が、ついに新しい愛称「かぐやの灯(とう)」と名付けられました

このユニークな愛称は、市民からの公募をもとに選ばれ、向日市のシンボルとしての親しみを深めることを目的としています

 この愛称を考えたのは、寺戸町に住む東栄美さん

彼女は、京都が誇る「かぐや姫」の伝説にちなんで、「人と人をつなぐ灯火になってほしい」という願いを込めました

実際に、今年の1月に行った募集では、24件の応募があり、その中から「MUKO(むこう)タワー」や「アクアの塔」を含む3つの候補が選ばれ、市民投票にかけられた結果、最も多くの票を集めたのが「かぐやの灯」でした

 この配水塔は、その高さなんと36メートル

上部にある直径14.5メートルのタンクは竹をイメージした模様が施されており、上から見ると向日市の花「ヒマワリ」の形をしています

2023年からは、さまざまな色で塔を照らせる照明機材が設置され、「認知症の日」にはオレンジ色、「女性に対する暴力撤廃の国際デー」には紫色にライトアップされるなど、地域の啓発活動にも役立っています

 市の広報課は、「ライトアップを通じて市民とのつながりを深めたい」と話しており、これからも「かぐやの灯」が向日市のシンボルとして、多くの人に愛されることを期待しています

ピックアップ解説

「かぐや姫」の由来は、竹から生まれた女の子の物語です。この伝説は、京都に深く根付いており、今でも多くの人に愛されています。かぐや姫の物語は、竹から生まれるという幻想的な要素があり、人と人とのつながりを大切にするメッセージも含まれています。向日市の「かぐやの灯」は、この素敵な物語を思い起こさせ、地域の絆を深める灯火になってほしいですね。

キーワード解説

  • かぐや姫とは、日本の民話「竹取物語」に登場する女性で、竹から生まれたとされています。彼女の美しさや不思議な力が、多くの人々を惹きつける物語です。
  • ライトアップとは、建物や景観を照明で美しく演出することです。イベントや季節に応じて色を変えることで、特別な雰囲気を作り出します。
  • 配水塔とは、水を貯めて供給するための施設で、高さがあることで重力を利用して水を届ける役割を担っています。

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