令和7年3月26日(水曜日)、東京都から発表された最新の麻しん(はしか)患者の情報によれば、この患者が京都市内の公共交通機関を利用していたことが確認されました
このため、京都市では市民の皆様に広く注意を促しています
1 患者の概要(東京都による調査)
(1)年代・性別:20歳代の男性
(2)渡航歴:あり
(3)主な症状:発熱、結膜充血、発疹
(4)発症日:3月20日
(5)ワクチン接種歴:2回
2 感染が確認された公共交通機関
以下の表は、患者が利用した公共交通機関や施設の情報です
日時 | 時間帯(目安) | 施設・公共交通機関 |
---|---|---|
3/20 木曜日 | 14時~14時30分頃発、16時30分頃着 | 東海道新幹線(列車名不明)、1号車または2号車の自由席(東京駅⇒京都駅) |
3/22 土曜日 | 13時頃発、17時頃着 | 東海道新幹線(列車名不明)、乗車した号車不明の自由席(京都駅⇒東京駅) |
【市民の皆様へ】
麻しんの潜伏期間は10~12日で、最大21日間とも言われています
したがって、4月12日までに発熱や発疹などの麻しんを疑う症状が現れた場合には、必ず医療機関に連絡し、速やかに受診してください
受診の際には、周囲への感染を避けるためにマスクを着用し、公共交通機関の利用は控えるようにしましょう
なお、現時点で麻しん患者が利用した施設や交通機関を利用しても感染の危険はありません
3 過去5年間の麻しん発生状況
年次 | 市内発生数 |
---|---|
令和3年~5年 | 0件 |
令和6年 | 3件 |
令和7年 | 1件 |
麻しんは感染力が非常に強く、免疫がない人が感染するとほぼ100%発症します
最も効果的な予防法は、ワクチン接種です
定期予防接種を受けていない方は、早急に検討してください
記事参照元
掲載確認日:2025年03月27日
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