
京都市では、自転車やオートバイなどの駐車場を増やすために「民間自転車等駐車場整備助成制度」を運営しています
これは、公共の駐輪場が作りにくい地域で、民間の力を借りて駐輪場を整備するための制度です
このたび、令和7年度の対象事業を募集します
1 対象となる事業
(1)駐輪場の設備や立地条件に関する要件
・不特定多数の者が利用できる駐輪場であること
・原動機付自転車及び自動二輪車を収容する場合、全体の収容台数の2分の1以上が自転車専用の駐輪場であること
・別紙の範囲内に設置される駐輪場であること
・駐輪場の位置や構造等について、利用者の安全が確保されていること
・駐輪場に防犯カメラなどの安全対策が実施されていること
(2)申請者に関する要件
・自転車の安全利用の促進に関する法律第5条第2項に基づき、鉄道事業者等が整備する駐輪場でないこと
・本市が出資金などの4分の1以上を出資している法人によるものではないこと
(3)その他の要件
・継続して5年以上運営する予定の駐輪場であること
・中止や廃止の申請が1年以内にされた駐輪場でないこと
過去に本制度による助成金を受けて整備された駐輪場についても、再整備が可能です
その際は、(1)~(3)の他に以下の要件が必要です:
・既存の駐輪場を5年以上運営していたものであること
・主要な駐輪設備を一体的に更新する整備であること
2 申請から助成金交付までのスケジュール
(1)受付期間
令和7年4月1日火曜日から通年で募集します(予算がなくなり次第、受付を終了します)
(2)申請と整備工事の着工
事前に、予算の執行状況を必ず確認してください
申し込み後、事業内容を審査し、結果を申請者に通知します
整備工事は、この通知の後に始めていただけます
(3)工事完了届と交付請求
整備工事が終わったら、工事完了届を提出してください
本市で工事内容の審査を行い、助成金額を決定します
通知の後に助成金の請求を行っていただけます
(4)開設後
駐輪場が開設された後は、5年間の運営状況を報告する必要があります
また、「京都市サイクルサイト」への掲載にも協力が求められます
(5)その他
運営を開始して5年以内に閉鎖等を行う場合、助成金の返還および加算金が請求されることがあります
3 助成金の額
助成金の額は以下の条件に基づいて決まります
(1)合否の判定と助成額の上限
助成要件を満たした駐輪場に対して、立地条件や施設内容を考慮し、評価を行い、60点以上の評価が得られた場合に助成金が支給されます
評点(100点満点) | 助成額の上限 |
---|---|
80点以上(都心部に限る ) | 600万円 |
70点以上 | 400万円 |
60点以上 | 300万円 |
(2)助成金の額の算定
以下のア、イのいずれか低い額に2分の1をかけた額になります(千円未満は切捨て)
ア:駐輪場設置のための建設費の合計
イ:下表の設置する1台当たりの設備費に収容台数を掛け算した額
設置形式 | 1台当たりの設備費 |
---|---|
平面式 | 60,000円 |
立体式(機械式を含む) | 100,000円 |
立体式とは、2階建て以上を指し、機械式は機械収納型を意味します
詳しくは、京都市のホームページを参照してください
掲載確認日:2025年03月27日
前の記事: « 京都市が野良猫対策を強化、助成や貸出制度を拡充
次の記事: 京都市が空き家の活用を促進する補助金を開始 »
新着記事