
最近、観光で来る多くの人々に、京都の素晴らしい伝統産業を知ってもらうための、特別な作品展が京都駅ビルで開かれています
このイベントは、京都市下京区の京都駅ビルのイベントスペースで開催され、若手から中堅の職人たちによる約40点の作品が展示されています
展示されているものの中には、手彫りで作られた京仏具があり、これには特別な絵の具を使って金パクの上に色がつけられ、格式や伝統を感じさせる美しいものです
また、京竹工芸の技術で作られた手編みの竹かごとデニム生地を組み合わせたトートバッグもあり、日常生活で使える便利な作品として注目されています
この作品展は、春の観光シーズンを迎えるにあたり、京都市が主催しています
京都市産業観光局の秋山龍哉さんは、「日常生活に取り入れやすいものが多くあるので、少しでも興味を持ってもらいたい」と語っています
この作品展は、京都駅ビルの2階、イベントスペースにて自由に見ることができ、今月(3月)31日まで開かれているので、ぜひ足を運んでみてください
ピックアップ解説
京仏具とは、仏壇やお墓に使われる、美しい木製の道具です。京仏具は、熟練した職人が手作業で作ります。このため、木目やデザインが一つ一つ異なり、世界に一つしかないものとなります。また、金色の装飾が施されることが多く、とても豪華で格式のある印象を与えます。特に、金箔の上に色をつけたものは、照明に当たるとキラキラと輝きます。京都では、その技術を受け継いでいる職人が多く、訪れた際にはぜひその美しい作品を見ることをお勧めします。
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