最近、SNSを通じての犯罪、特に「闇バイト」に関与する若者が問題になっていますが、京都市内の専門学校で学ぶ生徒たちが、その対策に乗り出しました
彼らは、同世代の仲間を守るため、様々な方法で犯罪に関わる投稿やサイトを見つける「サイバーパトロール」を行い、自らの手で情報を集めています
京都の未来を守るサイバーパトロール
京都デザイン&テクノロジー専門学校の生徒7人が主役
彼らは普段、サイバー攻撃に対抗する技術を学んでいますが、今は別の重要な役割を担っています
具体的には、犯罪に結びつくような求人情報や、個人情報を狙う偽サイトを監視しています
その活動は、京都府警が初めて企画したもので、将来的にはこの取り組みが他の大学にも広がる予定です
サイバーパトロールの具体的な活動内容
活動内容 | 具体例 |
---|---|
犯罪関連投稿のチェック | 「受け子」「即日即金」といったキーワードで検索 |
偽サイトの発見 | 実際の企業名や商品画像を無断使用していることを確認 |
これらの取り組みで、学生たちは犯罪性の高い投稿を可能な限り早く見つけ出し、京都府警に通報する役割を果たしています
最近では、実際にパトロールを行った生徒の中には、見つけた情報を安全にするための自動検索ツールの開発に挑戦したいと話している子もいます
安心・安全な京都を目指して
京都府警は、こうした学生たちの活動に大きな期待を寄せています
「ボランティアとの連携が必要」と話す吉岡竜之介課長補佐は、一人一人が広報マンになって、地域の不安をしっかりと解消してほしいと願っています
若者たちが中心となるこの試みが、京都の繁栄と未来にどのように寄与するのか、非常に楽しみです
「闇バイト」は、法律に触れる重大な犯罪として、SNSを使った企業のように見せかけて人を騙す行為です。特に若者がターゲットになりやすく、時には気軽なバイトと考えてしまうことも。実際の犯罪に巻き込まれるリスクが高いため、正しい情報をもとに慎重に行動することが必要です。最近は、SNS上でも注意喚起がなされていますが、目新しい手口が登場しているため、市民一人一人の関心と警戒が求められています。
- 闇バイトとは、合法ではない、または法律に反する内容の業務を指します。例えば、犯罪行為を手伝う、またはお金を不正に手に入れるなどが含まれます。
- サイバー攻撃とは、インターネットを介して行われる不正な行為のことです。個人情報を盗まれたり、コンピュータにウイルスを仕込まれたりすることがあります。
- 情報セキュリティとは、デジタル情報を保護するための技術や対策のことです。ウイルス対策ソフトやパスワード管理がその要素となります。
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