長岡京市の高校生が挑むタケノコのAI予測プロジェクト

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長岡京市の高校生が挑むタケノコのAI予測プロジェクト

京都府の乙訓地域にある長岡京市では、地元の名産品であるタケノコの収穫量を最先端の技術を用いて予測するプロジェクトが進行中です

乙訓高等学校の理数探究コースの2年生5人が、AI(人工知能)を活用してタケノコの収穫量を読み解こうと奮闘しています

AIを使った予測分析を学びながら、地元の農家とも交流することにより、より実践的な知識を身につけています

AI甲子園inやまがたへの出場を目指す生徒たちの努力が、山形県でのプレゼンテーションに繋がることを期待しています

このプロジェクトは、同校が新たに整備した「D―Lab(ディーラボ)」と呼ばれる教室から始まりました

ここでは、国の補助を受けつつ、民間のノウハウやICT(情報通信技術)を駆使して、国内外の人々と連携した学びを促進しています

特に、最近のデジタル社会で求められる能力を育てることが急務となっているため、市や村田製作所と連携して、これからの時代に必要な人材の育成に全力を注いでいます

タケノコ農家である湯川與之さん(67)へのインタビューを通して、気温や湿度が収穫量に与える影響についても分析を進めています

折居秀一さん(17)をはじめとする生徒たちは、AI甲子園主催者が提供するユニークなプログラムを体験しながら、実際のデータに基づいて予測を行っています

彼らは現在、2月下旬に控えたオンライン予選に向けて、得られたデータを精査しまとめています

予選を突破すれば、3月20日に行われる本戦へと進むことができます

折居さんは、農家からの経験談が非常に価値のあるものだと感じているようです

身につけた知識が伝統産業の振興や、未来への継承に役立つ可能性を秘めているのです

長岡京市が、これからも新しい技術を取り入れながら、地域の特産品を大切にしていく姿勢は全国的にも評価されるべきでしょう

ピックアップ解説

タケノコとは、竹の若芽であり、春になると土から顔を出します。タケノコは、京都の代名詞ともいえる食材で、煮物や刺身としても楽しむことができます。タケノコの収穫量は気温や湿度に大きく影響されるため、農家は長年の経験をもとに適切な時期を見極めています。最近は、AIといった先進技術が導入されることで、ますます効率的な収穫が期待できるようになっています。

キーワード解説

  • タケノコとは、竹の若芽のことを指し、特に春に収穫されるものが美味しいとされています。日本では山菜の一つとして親しまれ、食卓にもよく登場します。
  • AIとは、人工知能のことを指し、人間のように思考し学ぶことができる技術です。最近では、農業や医療など、様々な分野で活用されています。
  • ICTとは、情報通信技術のことで、インターネットやコンピューターを通じて情報をやりとりするためのテクノロジー全般を指します。教育分野などでも多く利用されています。

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