最近、京都市会では子どもたちを対象にした議場見学会が行われました
このイベントは、未来の市民である若い世代に議会の仕組みや役割を知ってもらうことを目的にしています
京都市内の小学4年から6年生の児童とその保護者、約100人が参加し、午前と午後の2部に分けて行われました
見学会では、まず市会の役割についての説明があり、その後、実際の議場内を見学しました
子どもたちはここで「小学校へのスマホの持ち込みを禁止する条例の制定」という議題について模擬本議会を体験することができました
この体験では、参加者が議員の席に座り、賛成と反対の意見を聞き、最後には起立表決を行いました
結果として、子どもたちの賛成意見が少数だったため、この案は否決されました
この活動を通じて、参加した母親は「我々の小さな代表がどのような議論をしているのかを知ることができてよかった」と話しました
一方、子どもは「賛成と反対で立ったり座ったりする表決が思ったより簡単だった」と感想を語り、大変興味深い体験だったようです
議会のことを知ることで、今後の市民生活にももっと興味を持ってもらえたら嬉しいですね
議会という言葉を聞くと、少し堅苦しく感じるかもしれません。しかし、議会とは「市や町の運営に関する意見を話し合う場所」なんですよ。例えば、京都市の議会では市民の代表たちが集まって、様々な法律や政策を決めています。私たちの日常生活にも大きく影響を与えることが多いです。たとえば、子どもたちが参加した議場見学会では、「小学校へのスマホの持ち込みを禁止する条例」が議題に上がりました。このように、議会は市民の声を反映するための重要な機関なのです。
- 条例とは、特定の地域でしか適用されない法律のことを指します。各市町村が独自の事情に応じて制定します。
- 模擬議会とは、実際の議会を模して行われる体験イベントです。参加者が議員になりきり、議論を行うことで議会の仕組みを学びます。
- 起立表決とは、賛成・反対の立場を示すために、立ち上がることで行われる投票の方法です。
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