
京都の高校バスケットボール界では、毎年年末に行われるウインターカップに向けて熱い戦いが繰り広げられています
今年も京都精華学園高校がその期待を一身に背負っていますが、今夏のインターハイではまさかのベスト8敗退という結果でした
この敗北が、チームにとってどれほどの悔しさをもたらしたかを、キャプテンの坂口美果さんが語っています
彼女は「負けを経験して、私たちに足りない部分が見えた
悔しさをバネに、厳しい練習を乗り越えられた
だからこそ、この大会にはチーム一丸となって挑みたい」と意気込んでいます
ウインターカップには、近畿大会で優勝した成果により、京都から出場できるチームが2校に増えました
すでに11月3日の試合で、両校が出場を決めたことは喜ばしいニュースです
特に京都精華学園にとっては、毎年しのぎを削る両洋高校を相手に、自分たちのスタイルをどう貫くかが重要なポイントとなります
試合が始まると、前半は思うようなバスケットができず苦しむ時間が続きましたが、188センチの15番、ムクナ・リヤ選手の活躍で徐々にリードを広げていきました
しかし、波に乗るには至りません
後半、山本綱吉ヘッドコーチの指示でディフェンスを強化し、そして6番の石渡選手が激しいディフェンスでボールを奪取!その後、10番の吉田選手がオフェンスリバウンドで得点を決めるなど、チームワークが見え始めます
吉田選手は、インフルエンザから復帰したばかりながらも、持ち前の意欲を示しました
彼女は「インターハイの経験を活かして、ガード不足を言い訳にしたくない
夏は長時間シュート・ドリブル練習をしてきた」と、自己分析を忘れずに話します
結果的に京都精華学園は、10年連続15回目の優勝を果たし、ウインターカップの4連覇に向けて手応えを掴みました
今後の大会でも、そのチーム精神を見せてほしいですね
坂口キャプテンは最後に、「全力を尽くしてきたことを発揮できたとは言えないけれど、自分たちのベストを探求していくつもりです」と力強く締めくくります
これからも、京都のバスケットボール界を応援していきましょう!
ムクナ・リヤ選手は188センチの大型センターで、インサイドでの強さが特徴です。学校のバスケ部では、リヤ選手のような選手がコートを支配することで、チーム全体が引き上がります。バスケットボールでは、こうした大きな選手が得点を稼ぐのが重要で、彼女の存在はチームにとって欠かせません。そのダイナミックなプレーは観客を魅了します!
- ディフェンスとは、相手チームが得点できないようにするための守備のこと。相手の動きを読み、ボールを奪ったり、シュートを防ぐことが目的です。
- リバウンドとは、シュートが外れた後にボールを取ること。オフェンスリバウンドは攻撃チャンスを再び得るチャンスで、ディフェンスリバウンドは相手の攻撃を防ぐために必要です。
- チームワークとは、グループが一緒に働くために必要な協力のこと。特にスポーツでは、選手同士が良いコミュニケーションをとり、お互いの動きを理解することが勝利に繋がります。
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